今日は5月22日、コロナウイルスは気温の上昇のせいか、自粛の効果が出てきたのか、一気に収束に向かっています。
東京の緊急事態宣言も25日に解除されるのではないかと期待されています。
今回のコロナウイルスの感染拡大で私たちも多くの事を学ばされました。
日本の政治の決断の遅さや、お役所的な慣習によるスピードの欠如。
政府は前例がない事態に対し、最悪を想定して大ナタを振るわなければなりません。
結果は周知のとおりです。足立店に本日布マスクが２枚届いていました。
今頃かと笑いますが、20年位保存しておけば違う値打ちがついているかもしれません。

サービスとニーズの変容

この数ヶ月で私たちの生活は変わり、オンラインによるミーティングや飲み会が一気に普及しました。
また、様々なセミナーや動画コンテンツが配信され、どこにいても情報を得ることができるようになった反面、情報それ自体の価値が大きく下がりました。
会社に出社しなくても同じ成果が出せるのであれば出社する必要はなくなり、それ以前に通勤時間もオフィスビルも必要なくなります。
お金に余裕のある家庭では住環境の向上にお金をかけることでしょう。
百貨店などに高級衣料品を買いに行く必要もなくなり、ECサイトの重要性は上がります。
高級品もECサイトで購入する時代へと転換し、鍛え抜かれた接客員は仕事を失います。
そもそも人を介在しないとモノが買えないことがストレスを感じる時代になるかもしれません。
そして、大打撃を受けた飲食店もいつまでも黙っていません。
デリバリーブームにより、有力店でさえも熾烈なデリバリー競争に躍起になっています。
デリバリーで成功を得てコロナ前と同等の売り上げを確保している会社もあることに驚きます。
デリバリーは意外に高額となりますが、主婦の息抜きに一役買っています。
自炊料理にしても、高級食材を取り寄せて調理すれば、デリバリーや外食よりも安く美味しいものを食べられます。
今後、料理は最高の趣味や楽しみになるでしょう。

変化が求められるアフターコロナの時代へ

 　この３か月で社会も大きく変わりました。
今後アフターコロナの時代に突入し、私たちの会社の在り方は大きく変わっていくことでしょう。
世の中の変化をポジティブに考え、より積極的にチェンジすることが求められます。
チェンジできる会社とできない会社を選別するために、時代が私たちに課している試練なのかもしれません。
日本の過去のレガシーにしがみ付いている生産性の低い会社から退場を求められます。
生産性の低い中小企業が大半である日本を大きく変えるためには、政府も黙認するかもしれません。
実際に危機に瀕した会社には雀の涙ほどの助成を行ったところで腹の足しにもなりません。
また、自動車販売が激減し、観光業は壊滅しています。
本来消費するためのお金はどこに向かうのでしょうか？
大きな反動の波をキャッチできるのは何の業界でしょう？またその会社はどこなのか？
今取り組んでいることが未来を作ります。職人を鍛えていますか？
貴社ができるようになった新しいことは何ですか？アフターコロナで売れるであろうと予測し、新しく仕込んだ商品は何ですか？社内でチェンジした仕組みやルールは何ですか？
あなた自身に新しく芽生えた価値観は何ですか？
気が付いたらアフターコロナがやってきます。今だからこそ変革できることが沢山あります。
変化できるときにしっかりとチェンジすることが大切であると思います。
また近いうちに皆さんとオンラインでお会いしましょう。