ホームページの閲覧媒体がPCからスマホへ急激にシフトチェンジしており、
スマホからの検索は6割を超えています。
仕事以外の情報収集はスマホへと概ね転換し、今後は8割を超えるものと予測しています。
これは、私たちの消費行動を考えても理解できるでしょう。
私は物を購入する際、スマホから通販を利用する頻度がここ1~2年で大幅に増えました。
本や家電に至るまでスマホから決済しています。
通信スピードが上がったことや諸決済が大幅に簡易化されたことによって操作に対する
ストレスが激減したことがスマホ利用の加速に繋がっているのでしょう。
またSuikaやICOCAなど利用頻度の高い鉄道やインフラに関わる支払いも
電子マネーが標準化しています。
今後スマホの位置づけが益々高まっていくことは間違いありません。
スマホ利用者増加に見る時代の変化
情報収集に関しても世の中のあらゆる情報をスマホから手軽に収集することができます。
物を購入する際、ユーザーはショールームに商品を見に行く前からホームページなどで
情報を収集し、ある程度の比較検討も済まされています。
今後は、実物を見る前に購入先まで決断して、来店等のアクションを起こす時には
既に購入の意思決定がなされている時代へと突入していきます。
自動車メーカーの車の購入に際しても昔は購入までに4~5回ショールームに足を運び
実際に車を吟味した上で購入に繋がっていたのが、今ではWEBで見積もりやオプションまでを
自分で確認することができ、プラン決定まで完結してしまいます。
来店時がそのまま購入時になる。
営業マンが不要な時代とも言え、時代の変化は凄まじい勢いで進んでいます。
変化は恐れず積極的に
変化に対して外部環境に合わせていくことも大切です。
人気の高いスマホアプリである「インスタグラム」や「メルカリ」を使っている人と使っていない人では
世の中の流行に対しての感覚に違いが出ます。
流行への理解は、便利な考え方や発想、アイディアに至る小さな時代のピースの積み重ねが
繰り返されることに繋がるため、年齢に関わらず流行り物に対する理解は重要と言えます。
あなたの会社や仕事に関してはどうでしょう。
自社で今年上半期の内に新しい商品は増やされたでしょうか?
新しいサービスを増やされたでしょうか?
何かしら新しいやり方を導入されたでしょうか?
当たり外れは日常茶飯事ですが常に変化を起こしているかどうかということが重要です。
しかしながら人間は変化を嫌う生き物です。新しいことをやることが面倒なのです。
例えば、携帯電話を新しいスマホに交換するには様々な設定が必要でかなりの高いハードルがあります。
しかし同じ携帯電話を使っていては機能が古くスピードも上がらないままです。
変化を恐れずにあらゆるものを新しいものにバージョンアップしていかねばなりません。
とかく商品やサービスは時代の変化に合わせて新しい価値を提供していかなければ、
すぐに陳腐化してしまいます。
質の高いサービスを受け慣れている人ほど微妙な違いに気が付くので、
私たちも業界や業種を超えて様々な新しい価値観に触れ、
自分のビジネスに落とし込んで行くことが必要とされます。
変化は恐れずに積極的におこなうもの。
この大変化時代の中、時代の先を読み、さらに変化の先を読む。
皆が変化してしまってから自分も変化するのでは遅いのです。
競争の中で生き残っていくのは決して強い者ではありません。
恐れずに柔軟に変化し、お客様のニーズに応えられた者が生き残っていくのです。