毎年この時期になると12 月決算の弊社では次年度の計画を立て始めます。経営計画書から年間販促 スケジュール、会社の年間行事に至るまで全て詳細に計画を練ります。1 年は瞬く間に過ぎ去ってしまい ますので、新しい年が始まると迷うことなく夢中になって突き進むためには年間計画が必要となります。 また、長期計画は頻繁に変更することはありませんが中期計画は随時更新する必要があります。こうし た会社の未来や方向性を決める事は経営者の最も重要な仕事なのです。「これからどのような会社に成 長するのか」「どんな新しいことを始めるのか」「新店舗の出展はするのか」ありとあらゆる事が経営者 の目指す未来・会社の目標となります。何のビジョンも持たずに理想とする現実に成長することなどあり ません。

未来に向けて経営者がやるべき事

日頃から先を見越した仕事を

経営において人材投資が最も重要であることは既にお伝えしていますが、会社が成長するために最も 重要な経営資源である人を採用することが近年では難しくなっています。もし採用できたとしても、あな たが頼りにできる実力を持つ人材に成長するまでには入社してから２～３年はかかるでしょう。３年後に なってから人材不足に気づいて焦っても遅いのです。目先の仕事だけに追われるのではなく、日頃から 先を見越した仕事を当たり前にできる経営者であることが求められます。更に、自身に投資することも 経営者にとって大変重要な事です。いざ多数の社員が入社した時に、リーダーとして適切な判断や経営 ができなければならず、そのためにも幅広く深い見識を身に着けておく必要があります。そして、組織リー ダーとしての見識は多くの経営者との交流の中でしか学ぶことができないので、積極的に時間投資・自 己投資を行うことが大切だと考えます。社外に自分を叱責してくれる良き先生やメンターを見つけて定期 的にご指導いただくことで、未来の自分をより良い経営者するための大切な教えを受けることができるの ではないでしょうか。 さあ、来るべき２年後３年後の未来を理想通りにするため、一つ一つ着手していきましょう！