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COLUMN

ガイソーグループ
代表レポート

Vol.10   2015年10月
川上で商売をする

事業の成功の秘訣は川上で商売をすること、これに尽きます。 これまで住宅業界では土地を開発して分譲し、街まで一緒に作るようなデベロッパーが莫大な利益を上 げてきました。鉄道事業などインフラ的な事業がそれにあたります。現在の日本では、大規模な土地開 発などは既に終わりましたが、新素材開発や技術改革など世の中を変えるような高度化したビジネスは どんどん進めてほしいところです。とは言え、大企業や大資本なら容易いことでも我々中小零細企業に おいて、川上でビジネスをするということは決して簡単なことではないでしょう。しかしながら、建材メー カーやハウスメーカーなどの業界が敷いたレールに乗じたビジネスを展開しているだけでは川下にいるこ とと変わりないのです。

我々外装リフォーム事業の在り方


今ある日本の住宅に使われている屋根材や外壁材を作り、かつて大量に販売していた会社が現在は何 社残っているのか、思い返してみましょう。ほとんどの会社が多くの社会的問題を抱えたまま廃業や統 廃合により無くなってしまったのが現実です。脆弱な屋根材や外壁材を大量に販売し、強度を確保しな ければいけないという問題を解決するための方法としてアスベストを使用した結果は周知のとおりです。 現実問題として、消費者だけが問題の後始末もされず不利益を被っているのです。 今後の我々外装リフォーム業者の在り方としては、常に業界を先駆け優位性を高めるということが求め られるのではないでしょうか?そう考えると、今までのように単調なビジネスのままでは未来永劫生き残 ることは難しいでしょう。 業界を先駆けるためには、塗装の中でも最新の技術を採用することや、塗装だけではなくカバー工法・ 張り替えを手掛けることが必要になってきます。更に、防水や素材保護だけではなく、建物本来の強度 を高め維持するために断熱や通気に関する技術を採用するなど、これから取り組むべきことは多岐にわ たります。日本の住宅は60 年維持しなければいけないにも関わらず、現在の寿命はたったの30 年です。 既に塗り替えリフォームだけでは限界が露呈されてきています。常に周りの人が手掛けないことに取り組 み、技術や知識を深め実績を出していくことが消費者からの信用に繋がっていくのです。

日本の住宅を守るために

私はペンキ屋の息子として生まれ、自分で事業を興した当初もペンキ屋でした。しかし、ずっとこれま でと同じままでは見ることができなかったであろう景色が今の私には見えています。いきなり川上に立つ ことは難しいかもしれませんが、少しずつ新しいことに取り組み変革を繰り返す中で地域の中、業界の 中でも力をつけていくことが可能なのです。絶え間ない変革と努力によって、言わば将棋の駒から差し 手に変わっていくことができるのではないでしょうか。 ガイソーグループではメーカーの川上に立ち、本当に良い商品を消費者に届けていきたいと考えていま す。そして、業者目線の短絡的な利益を狙う事業ではなく、お客様の住まいの資産価値の最大化、更 には日本の住宅を守るために日々尽力していきたいと思います。

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