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外壁
2023年11月10日
サイディングの補修方法は何が最適?症状別の補修内容や費用を解説します
家の外壁は日々の風雨や紫外線にさらされるため、徐々に劣化していきます。特にサイディングは面積が大きいことから劣化のサインが現れやすい部分です。しかし、どのような症状が現れたら補修が必要なのでしょうか? また、「補修を行う際にどのような方法が最適なのか」「その費用はどれくらいかかるのか」が気になる方も多いと思います。
この記事ではサイディングの主な劣化症状とそれに対する最適な補修方法、その工事費用などについて詳しく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
この補修方法は比較的簡単で費用も抑えられるので、軽微なひび割れの場合にはこの工事で十分でしょう。一方、ひび割れが深い場合や広範囲にわたる場合は部分的な張り替えが必要となることもあります。
ひび割れ補修の費用は約5万円~20万円ほどで対象範囲の広さによって異なります。
コーキング補修には「コーキングの打ち替え」と「コーキングの増し打ち」という工法があります。
・コーキングの打ち替え・・・古いコーキングを撤去し、新しいものを打ち込むこと
・コーキングの増し打ち・・・古いコーキングの上から新しいものを打ち込むこと
2種類の工法がありますが、耐久性の観点から一般的には「コーキングの打ち替え」をしてすべて新しいものに変更するのがおすすめです。コーキングを新しくすることで水の浸入を防ぎ、断熱性や防音性も維持することができます。
コーキング補修の費用は1,000円~1,500円/mです。
また、部分塗装はひび割れ補修をした後にその補修跡を隠すために行う場合もあります。
部分塗装の費用は塗装面積や塗料によって異なります。
ただし、損傷部分が大きい場合などは部分張り替えではなく、サイディング全面の張り替えが必要になる場合もあります。
サイディングの一部張り替えの費用は1枚につき5万円~6万円ほどです。2階などの高所の場合は足場代の15万円~20万円が追加されます。
全面工事には外壁塗装、外壁張り替え、外壁カバー工法の3種類があります。
どのような工事にするのかは専門業者に相談して決めるようにしましょう。
このように劣化症状によってやるべき補修内容は変わってきます。自宅のサイディングにどのような劣化症状が起こっているかわからない場合はぜひ専門業者に診断してもらうのが良いでしょう。
耐用年数は10年程度なので定期的なメンテナンスが必要です。
耐用年数は10年~15年ほどです。
耐用年数は7年~10年ほどです。
耐用年数は10年~20年ほどです。
ですが、基本的にはサイディングの補修は専門業者に任せるほうが良いでしょう。理由は主に以下の4つです。
※保証がない場合もありますので注意しましょう
上記の理由から自分で補修を行うことは極力避けた方が良いでしょう。
また、見積もりだけではなく、「その業者とコミュニケーションがとりやすいか」についても注目しましょう。補修の詳細や業者の提案内容、アフターサービスについての説明が丁寧かどうか、質問に対して適切に答えてくれるかなどを見て工事を任せられそうかを決めましょう。
また、業者との距離も近くコミュニケーションが取りやすいので細かい要望や調整もスムーズに行えるのも大きなメリットです。
自分で判断できない場合はぜひ弊社にお任せください。ガイソーでは無料で見積もり相談を受けつけています。外壁工事をお考えの方はぜひ一度お問い合わせください。
この記事ではサイディングの主な劣化症状とそれに対する最適な補修方法、その工事費用などについて詳しく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
サイディングの補修方法と費用
ここではサイディングの補修方法とその費用について解説します。サイディングの補修方法は主に「部分補修」と「全体工事」があり、劣化症状が軽微であれば「部分補修」で十分でしょう。部分補修
ひび割れ補修
サイディングのひび割れは経年劣化や外からの衝撃などによって生じることが多いです。ひび割れが浅い場合は専用のシーリング材や補修材を使用して埋めることで、水の浸入や劣化の進行を防ぐことができます。この補修方法は比較的簡単で費用も抑えられるので、軽微なひび割れの場合にはこの工事で十分でしょう。一方、ひび割れが深い場合や広範囲にわたる場合は部分的な張り替えが必要となることもあります。
ひび割れ補修の費用は約5万円~20万円ほどで対象範囲の広さによって異なります。
コーキング補修
コーキング(シーリング)はサイディングの接合部や隙間を埋めるためのものです。経年劣化によってコーキングが硬くなったり、剥がれたりすることがあります。その際にはコーキングの補修をするのが良いでしょう。コーキング補修には「コーキングの打ち替え」と「コーキングの増し打ち」という工法があります。
・コーキングの打ち替え・・・古いコーキングを撤去し、新しいものを打ち込むこと
・コーキングの増し打ち・・・古いコーキングの上から新しいものを打ち込むこと
2種類の工法がありますが、耐久性の観点から一般的には「コーキングの打ち替え」をしてすべて新しいものに変更するのがおすすめです。コーキングを新しくすることで水の浸入を防ぎ、断熱性や防音性も維持することができます。
コーキング補修の費用は1,000円~1,500円/mです。
部分塗装
サイディングの色あせや小さな傷、汚れなど軽微なダメージに対しては部分塗装が良いでしょう。サイディングの洗浄と下地処理を行った後、該当する部分だけを塗装する工事になります。部分塗装の際は元の色との色合わせが重要です。また、部分塗装はひび割れ補修をした後にその補修跡を隠すために行う場合もあります。
部分塗装の費用は塗装面積や塗料によって異なります。
一部張り替え
サイディングの一部分に欠けやへこみがある場合などは部分的な張り替えを行うのも良いでしょう。該当部分のサイディングを取り外し、新しい材料で張り替えることで補修するよりも耐久性は高くなります。ただし、損傷部分が大きい場合などは部分張り替えではなく、サイディング全面の張り替えが必要になる場合もあります。
サイディングの一部張り替えの費用は1枚につき5万円~6万円ほどです。2階などの高所の場合は足場代の15万円~20万円が追加されます。
全面工事
外壁塗装、外壁張り替え、外壁カバー工法
サイディングの全面工事となると部分補修よりも費用が高く、工期も長くなります。一方で、部分的な補修を繰り返すよりも一気に全面を工事したほうが長期的にみるとメンテナンスコストがかからないこともあります。全面工事には外壁塗装、外壁張り替え、外壁カバー工法の3種類があります。
工事方法 | 詳細 | 費用 |
外壁塗装 | 既存の外壁の上から新しい塗料を塗って塗装を行う | 100万円〜150万円 |
外壁張り替え | 既存の壁を全て撤去し、新しい外壁を設置する | 180〜250万円 |
外壁カバー工法 | 既存の外壁の上から新しい外壁を被せて設置する | 150〜200万円 |
どのような工事にするのかは専門業者に相談して決めるようにしましょう。
サイディングの劣化症状別補修方法一覧
ここではサイディングの劣化症状に合わせてどのような補修工事が必要かをまとめていきます。劣化症状 | 内容 | おすすめの補修方法 |
![]() 色あせ、汚れ、黒ずみ チョーキング |
紫外線によってサイディングの色があせてしまったり、汚れがひどくなっている状態 または触ると手に白い粉がつく状態(チョーキング) |
・洗浄 ・部分塗装または全面塗装 |
![]() サイディングのひび割れ、クラック |
サイディングの表面にヒビが入っている状態 | ・一部張り替えまたは全面張り替え ・シーリング剤を使った部分補修 |
![]() サイディングの剥がれ、反り、浮き |
サイディングが壁から剥がれていたり、反っている状態 | ・上からねじの増し打ち ・症状がひどい場合は張り替えかカバー工法 |
![]() サイディングの欠け、崩れ |
サイディングが一部欠けてしまっている状態 | ・一部張り替えまたは全面張り替え |
このように劣化症状によってやるべき補修内容は変わってきます。自宅のサイディングにどのような劣化症状が起こっているかわからない場合はぜひ専門業者に診断してもらうのが良いでしょう。
サイディングの種類と耐用年数
サイディング材にはさまざまな種類があり、それぞれで耐用年数や特徴が異なります。以下に、代表的なサイディング材とその特徴を紹介します。窯業系サイディング
窯業系サイディングはセラミックや磁器質の材料を主成分としています。窯業系サイディングは日本で70~80%のシェアを誇る人気のサイディング材です。耐火性に優れているほか、広く普及しているのでデザインやカラーバリエーションが豊富という特徴があります。耐用年数は10年程度なので定期的なメンテナンスが必要です。
金属系サイディング
金属系サイディングはアルミや銅、ステンレスなどの金属材料を使用しています。金属系サイディングは軽量でありながら、強度や耐久性が高いのが特徴です。また、金属の光沢感や独特の質感を活かしたデザインが魅力です。ただし、金属は外からの衝撃に弱く、へこみやすいほか、サビの発生もあるので適切な防腐処理やメンテナンスが必要です。耐用年数は10年~15年ほどです。
木質系サイディング
木質系サイディングは素材に無垢の木材を使用しており、温かみのある外観が特徴です。木は湿気や虫害に弱いため、定期的な防腐処理や塗装が必要です。しかし、適切なメンテナンスを行うことで木の美しさや風合いを長く保つことができます。耐用年数は7年~10年ほどです。
樹脂系サイディング
樹脂系サイディングはビニールなどの樹脂材料を使用しています。樹脂系サイディングは非常に軽量で耐久性に優れていてひび割れしにくいという特徴があります。一方、国内ではあまり普及していないため、工事ができる業者は多くありません。耐用年数は10年~20年ほどです。
サイディング補修のDIYは避けるべき
サイディングの劣化症状が軽微な場合は自分で工事できそうだと思う方も多くいらっしゃると思います。また、コーキングの補修などを自分で行う方法についての情報も多くあります。ですが、基本的にはサイディングの補修は専門業者に任せるほうが良いでしょう。理由は主に以下の4つです。
専門的な知識と技術が必要なため
サイディングの補修は劣化の原因を正確に診断し、適切な補修方法を選択するための専門的な知識が求められます。また、補修作業自体も専門的な技術や道具が必要なので、経験や知識がないと適切な補修をするのは難しいでしょう。高所の場合は危険が伴うため
サイディングの補修作業は高所での作業になることが多いです。適切な安全対策を取らないと転落事故などのリスクが高まります。専門業者であれば万全の安全対策を行って作業をしているので問題ありませんが、自分でやる場合はどこまで安全対策を行えばいいのかわからないため、転落の危険が非常に高いです。失敗したときに追加で費用がかかるため
DIYでの補修が不完全または不適切であった場合に補修前よりもサイディングが傷んでしまうケースもあります。その場合は最終的に専門業者に依頼して再度補修をしてもらうことになり、結果的にコストが倍増してしまいます。保証を受けられないため
専門業者による補修では一定期間の保証がついている場合が多いです。しかし、DIYでの補修にはそのような保証がないため、何か問題が発生した際のフォローを受けることができません。※保証がない場合もありますので注意しましょう
上記の理由から自分で補修を行うことは極力避けた方が良いでしょう。
サイディング補修ができる業者の選び方
実際、サイディング補修ができる業者はたくさんいるのでどのように選んだらいいかわからない場合も多くあると思います。この章では優良業者の選び方について解説します。2~3社から相見積もりをとって比較する
業者を選ぶ際には必ず複数の業者から相見積もりを取るようにしましょう。2~3社の業者から見積もりを取ることで、それぞれの業者が提案する補修内容や費用を比較・検討することができます。また、見積もりだけではなく、「その業者とコミュニケーションがとりやすいか」についても注目しましょう。補修の詳細や業者の提案内容、アフターサービスについての説明が丁寧かどうか、質問に対して適切に答えてくれるかなどを見て工事を任せられそうかを決めましょう。
自社施工をしている業者を選ぶ
業者を選ぶときには自社に職人を持っていて自社完結で工事ができる業者を選ぶようにしましょう。大手のリフォーム業者の場合、工事は下請け業者に依頼しているケースが多く、その分中間マージンがとられます。自社施工であれば中間マージンがとられず、提案から工事完了まで一貫したサービスを受けられるので安心して依頼できます。また、業者との距離も近くコミュニケーションが取りやすいので細かい要望や調整もスムーズに行えるのも大きなメリットです。
施工事例が豊富な業者を選ぶ
業者を選ぶ際には必ずその業者の施工事例をチェックするようにしましょう。特に自分がやりたいと思っている工事の実績が豊富かどうかは重要です。施工事例を通じて業者の技術力や提案力などを見ることができるので、必ずチェックするようにしましょう。まとめ
本記事ではサイディング補修の工事内容や費用、サイディングの種類などについて解説してきました。劣化症状によってやるべき補修内容が異なるので、自宅のサイディングにどのような劣化症状があるかを正しく診断してもらいましょう。自分で判断できない場合はぜひ弊社にお任せください。ガイソーでは無料で見積もり相談を受けつけています。外壁工事をお考えの方はぜひ一度お問い合わせください。
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