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外壁
2023年09月07日
外壁塗装は冬が不人気な理由|冬だからお得に工事できる可能性もある?
「外壁が劣化して外壁塗装が必要になったけれど、冬に依頼しても良いの?」と疑問に思われる方も多いでしょう。実際、冬は外壁塗装をするのに不人気な季節ですが、しっかりとした技術のある会社に依頼することで、お得に依頼できるチャンスのある季節なことも事実です。この記事では、冬の外壁塗装が不人気な理由からメリットデメリット、依頼する際の注意点を解説します。
・気温が5℃以上であること
・湿度が85%以下であること
・雨・雪が降っていないこと
の3つを満たしている必要があります。逆に、1つでもいずれかの条件を満たしていない場合は、うまく塗料が硬化せず施行不良につながってしまうため、工事がストップされます。実際、雨が降った日は工事がストップになり、その分工期が1日遅れてしまうということもあります。
その点、冬は気温が5度を下回ることが多く、雪の降る日もあります。そういった日は工事が中断されることになるため、工事が進みづらくスケジュールが長引くことになってしまうのです。
また、工事中は塗料が飛び散らないように飛散防止シートで家を覆い、窓やサッシを養生して開かないようにしているため、中断中も工事が終わるまでは、家が覆われている状態で日常生活を過ごす必要があります。
冬の外壁塗装は、外壁がちゃんと乾燥しているか注意しながら工事ができる業者に依頼するようにしましょう。
したがって、暖房およびエアコンを使用できるよう、室外機を覆わずに養生するしてもらえる業者に依頼しておく必要があります。
なお業者によっては、この養生ができない場合やこれまで経験がなく室外機が故障してしまうケースもあるので、あらかじめ室外機を養生せずに工事をした実績があるかを確認しておきましょう。
なお、業者によっては工事期間中の外壁の状態を逐一写真に撮って確認してくれるところもあります。あらかじめどういった体制で冬の外壁塗装工事をしているのか、確認しておくと良いでしょう。
いくら安く外壁塗装を依頼できたとしても、すぐに劣化して数年以内に工事を再度行うことになってしまうと、かえって高くつくことになります。
また、冬の塗装は慎重におこなう必要があるため、他の季節と同じように施工してしまうと早期剥がれなどの施工不良につながってしまうこともあります。
そのため、冬の外壁塗装工事を依頼する際は、以下の4つのポイントをみておくようにしましょう。
1.資格・建設業許可証を取得しているか
2.冬の施工実績が豊富かどうか
3.見積書が細かく記載されているか
4.アフターフォローや補償体制がしっかりしているか
失敗しない業者選びのポイントについては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
外壁塗装は業者選びが重要!失敗しない選び方やトラブル対策とは
そのため、雪の降らないエリアだと雨・雪による工事の中断がほとんどなく、最短工期で外壁塗装が終わることもあります。
・現地調査(2~3ヶ月前)
・見積もり(1~2ヶ月前)
・工事開始
の3ステップに分かれるため、急に相談していきなり工事ができるわけではありません。余裕を持って2〜3ヶ月前のうちから相談しておくようにしましょう。
また、閑散期であるため腕の良い職人さんが空いていることもある点もメリットであると言えるでしょう。
・工事中、窓を閉め切っても過ごしやすい
・春雨前線の影響で工事が長引くこともある
・強風(春一番)の影響を受け、工期が長引くこともある
・気温が高く、塗料がすぐに乾くので工期通りに進みやすい
・日照時間が長く作業時間を多く取れる
・塗料がすぐに乾き過ぎて、ムラにつながる可能性がある
・お盆の時期と被ると、工事が一旦中断されて工期が長くなる
・突然の夕立により工期が長引くこともある
・工事中、窓を閉め切っても過ごしやすい
・比較的乾燥しており、塗料が乾きやすい
・台風の影響により工期が長引く可能性がある
外壁塗装は冬が不人気な理由
冬は外壁塗装に不人気な季節であり、多くの業者が閑散期になっています。というのも、塗料が乾燥しづらかったり工事が中断されることが多々あり、スケジュール通りに工事が進みづらくなっていることが理由です。通常、外壁塗装工事をおこなう条件として、・気温が5℃以上であること
・湿度が85%以下であること
・雨・雪が降っていないこと
の3つを満たしている必要があります。逆に、1つでもいずれかの条件を満たしていない場合は、うまく塗料が硬化せず施行不良につながってしまうため、工事がストップされます。実際、雨が降った日は工事がストップになり、その分工期が1日遅れてしまうということもあります。
その点、冬は気温が5度を下回ることが多く、雪の降る日もあります。そういった日は工事が中断されることになるため、工事が進みづらくスケジュールが長引くことになってしまうのです。
気温が5度以上の日は工事が可能
冬の間ずっと外壁塗装工事ができないかと言われるとそうではありません。気温が5度を超えており、雪が降っていない日は工事をすることが可能です。ただし、冬は寒暖差の影響で、霜が降りたり夜露によって外壁が湿っていることもあります。外壁が濡れた状態で塗装をしてしまうと、うまく塗料が乾燥せず早期剥がれなどの施行不良につながってしまう可能性があります。そのため、塗料が完全に乾いているかどうか確認した上で、慎重に塗装を進める必要があります。
外壁塗装を冬にするデメリット
冬の外壁塗装工事が不人気な理由は他にもあります。ここでは、冬に外壁塗装工事をするほかのデメリットを紹介していきます。気温が低く作業が中断されやすい
上述した通り、気温が5度を下回る日は、塗料材が乾燥しないため工事をおこなうことができません。また、雪が降っている日も外壁が湿ってしまうため、塗料がうまく乾かず工事ができなくなってしまいます。工事ができない間は中断されることになるため、その分スケジュールが長引いてしまいます。また、工事中は塗料が飛び散らないように飛散防止シートで家を覆い、窓やサッシを養生して開かないようにしているため、中断中も工事が終わるまでは、家が覆われている状態で日常生活を過ごす必要があります。
霜が乾燥するまで工事ができない
冬は霜や夜露の影響で外壁が湿っていることもあります。外壁が湿っている状態で塗装をしてしまうと、うまく乾燥せずムラができてしまい、仕上がりの見栄えが悪くなってしまいます。特によくあるのが、水分を含んだままうまく乾燥しない状態で重ね塗りをした結果、塗料の艶が出ずに硬化してしまうケースです。冬の外壁塗装は、外壁がちゃんと乾燥しているか注意しながら工事ができる業者に依頼するようにしましょう。
日照時間が短く作業時間が短い
外壁塗装工事は足場を組み立て高所で作業をするため、暗くなると作業できません。その点、冬は日照時間が短く1日あたりの作業時間を多く取れないというデメリットがあります。冬至の日で見ると2023年の東京の日没時間は16:32・大阪の日没時間は16:51と、16時台で日が沈むため、遅くとも17時台では仕事を切り上げてもらう必要があります。
冬に外壁塗装を依頼する際の注意点
冬の外壁塗装工事は、気温や雪、霜に注意をしながら工事を進める必要があります。ここで紹介する注意点を把握しておき、実績のある業者に依頼するようにしましょう。天候を加味したスケジュールを引いてもらう
冬の外壁塗装は、気温が5度を下回る日や雪が降る日に工事が中断されます。地域によっては頻繁に中断されることが想定されるため、工期が長引いてスケジュールが押してしまうことが想定されます。そのため、週間天気予報を加味した上で、あらかじめ工事が中断されることを想定したスケジュールを組んでもらうようにしましょう。室内でエアコンをつけられるように依頼する
塗装工事中は、塗料がつかないように室外機を養生して工事を進めることになります。室外機を養生してしまうと外気を吸い込むことができないため、エアコン・暖房が使えません。そのため、寒い中暖房を使えない状態で過ごすことになってしまいます。したがって、暖房およびエアコンを使用できるよう、室外機を覆わずに養生するしてもらえる業者に依頼しておく必要があります。
なお業者によっては、この養生ができない場合やこれまで経験がなく室外機が故障してしまうケースもあるので、あらかじめ室外機を養生せずに工事をした実績があるかを確認しておきましょう。
気候の特性を加味した上で工事をしてもらう
冬は雪の影響や霜・夜露の影響で外壁が湿っているケースが多くあります。そんな中で無理やり外壁塗装を進めてしまうと、塗料がうまく乾かず早期剥がれの原因になってしまいます。そのため、外壁が乾燥しているかどうかを慎重に確認した上で工事を進める必要があります。なお、業者によっては工事期間中の外壁の状態を逐一写真に撮って確認してくれるところもあります。あらかじめどういった体制で冬の外壁塗装工事をしているのか、確認しておくと良いでしょう。
安心できる業者に依頼しよう
外壁塗装工事はそう何回も依頼するものでもないため、どんな業者に依頼すべきなのか、悪徳業者を回避するためにはどうすべきか知りたい方も多いでしょう。いくら安く外壁塗装を依頼できたとしても、すぐに劣化して数年以内に工事を再度行うことになってしまうと、かえって高くつくことになります。
また、冬の塗装は慎重におこなう必要があるため、他の季節と同じように施工してしまうと早期剥がれなどの施工不良につながってしまうこともあります。
そのため、冬の外壁塗装工事を依頼する際は、以下の4つのポイントをみておくようにしましょう。
1.資格・建設業許可証を取得しているか
2.冬の施工実績が豊富かどうか
3.見積書が細かく記載されているか
4.アフターフォローや補償体制がしっかりしているか
失敗しない業者選びのポイントについては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
外壁塗装は業者選びが重要!失敗しない選び方やトラブル対策とは
外壁塗装を冬にするメリット
ここまで冬の外壁塗装工事のデメリットや注意点を紹介してきましたが、冬の依頼がおすすめできないかと言われるとそうではありません。冬ならではのメリットもあるので、ぜひご覧になってください。キャンペーンや値引きを行っている業者が多い
冬は各社閑散期なので、キャンペーンや値引きを行っている業者が多いというメリットがあります。つまり、普段より費用を抑えてお得に外壁塗装工事を依頼するチャンスでもあります。ただし、過度な値引きやキャンペーンは手抜き工事にもつながるので、不安な場合は相見積もりをとっておくことをおすすめします。湿度が低く塗料が乾燥しやすい
冬は湿度が低く空気が乾燥しており、塗料が乾きやすいというメリットもあります。湿気が多い日でも湿度85%を超える日はほとんどなく、湿度によって工事が中断されるケースはほとんど起こらないと言って良いでしょう。雨が少なく工事がスケジュール通りに進めやすい
冬は雨の降る日が少ないため、その分工事が中断されずスケジュール通りに工事を進めやすいという特徴があります。そのため、雪の降らないエリアだと雨・雪による工事の中断がほとんどなく、最短工期で外壁塗装が終わることもあります。
閑散期のため、希望の時期で工事を依頼しやすい
冬は閑散期であるため、比較的希望のスケジュール通りに工事をしてもらいやすいという特徴があります。ただし、外壁塗装工事が始まるまでには・現地調査(2~3ヶ月前)
・見積もり(1~2ヶ月前)
・工事開始
の3ステップに分かれるため、急に相談していきなり工事ができるわけではありません。余裕を持って2〜3ヶ月前のうちから相談しておくようにしましょう。
また、閑散期であるため腕の良い職人さんが空いていることもある点もメリットであると言えるでしょう。

どの季節がいいの?外壁塗装にオススメの季節
冬は外壁塗装で不人気な季節なので、他の季節まで待って外壁塗装工事を依頼したいと言う方もいるのではないでしょうか。ここでは、冬以外の季節で外壁塗装工事を依頼する場合のメリット・デメリットを解説していきます。春:オススメ度⚪️
春は外壁塗装をするのにおすすめの季節です。気温や気候条件が良いこともあり、外壁塗装工事をするのに最も人気な季節の1つとなっています。メリット
・気候・気温の条件が良いため工事が工期通りに進みやすい・工事中、窓を閉め切っても過ごしやすい
デメリット
・繁忙期なので希望日に工事を依頼しづらい・春雨前線の影響で工事が長引くこともある
・強風(春一番)の影響を受け、工期が長引くこともある
夏:オススメ度△
夏は春、秋と比べると外壁塗装工事のしやすい時期ではありません。ただ、夏にしかないメリットもあるので、あらかじめ注意点を把握した上で工事を依頼するようにしましょう。メリット
・閑散期のため、比較的スケジュールの希望が通りやすい・気温が高く、塗料がすぐに乾くので工期通りに進みやすい
・日照時間が長く作業時間を多く取れる
デメリット
・気温が高く、職人の体力管理に気をつける必要がある・塗料がすぐに乾き過ぎて、ムラにつながる可能性がある
・お盆の時期と被ると、工事が一旦中断されて工期が長くなる
・突然の夕立により工期が長引くこともある
秋:オススメ度⚪️
秋も春と同様、外壁塗装をするのに人気の季節です。早めに相談しておかないと秋の間に工事ができないこともあるので、注意しておきましょう。メリット
・気候・気温の条件が良いため工事が工期通りに進みやすい・工事中、窓を閉め切っても過ごしやすい
・比較的乾燥しており、塗料が乾きやすい
デメリット
・繁忙期なので希望日に工事を依頼しづらい・台風の影響により工期が長引く可能性がある
まとめ
この記事では、冬に外壁塗装工事を依頼する際の注意点やメリット・デメリットについて解説してきました。冬は気温が低かったり雪・霜の影響を受けたりと、注意をしながら外壁塗装工事を進める必要がある季節になっています。なおガイソーでは、冬の外壁塗装にも豊富な実績がありますので、ぜひお気軽にお見積もりのご連絡をお待ちしています。関連コラム