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2022年01月11日

瓦屋根にありがちな雨漏りの原因とは?

国内において古くから屋根材として使用されている瓦は、現在屋根材の主流となっている平板スレート(コロニアル、カラーベストなど)と比較して、非常に耐久性の高い素材として知られています。
しかし、そんな瓦屋根も決してメンテナンスフリーというわけではありません。
瓦屋根も台風や地震などの自然災害が発生した際には、ずれやひび割れなどが発生することがあり、瓦の隙間を埋めて固定する役割を持つ漆喰が経年劣化で崩れてしまうこともあります。
したがって定期的な点検・メンテナンスを行わずにいると、雨漏りしてしまうことも少なくありません。
そこで今回の記事では瓦屋根にありがちな雨漏りの原因とその補修方法、雨漏り予防の方法について紹介したいと思います。

瓦屋根の特徴

屋根材の中でも、特に日本人に馴染みのあるのが瓦ではないでしょうか。
瓦は重量があるため耐震性の面では不利になることが多く、また価格が高いため、近年の新築住宅にはあまり使用されなくなりましたが、他の屋根材と比較して非常に耐久性が高いという大きなメリットがあります。

瓦には原料の違いによって粘土瓦とセメント瓦があり、耐久性が高くて塗装の必要もないのが粘土瓦です。
また粘土瓦は製造方法の違いによって、釉薬瓦(ゆうやくがわら)、いぶし瓦、素焼き瓦などに分けることができます。
瓦屋根は瓦と屋根の下地との間に空気層があるので断熱性や遮音性にも優れ、夏でも快適に過ごすことができます。
また紫外線の影響を受けにくく、色あせやサビなどの腐食もありません。
万一割れたり欠けたりしても部分的に交換することができ、種類も豊富なので和風住宅だけではなく洋風住宅にもマッチします。

そしてよく誤解されやすいのが、瓦屋根は地震に弱いといわれていることです。
家の構造が同じ場合は、確かに屋根材が軽い方が建物の揺れが小さくなるので耐震上有利になります。
しかし近年の新築住宅では構造計算が義務付けられているので、瓦屋根の場合にははじめから屋根の重さを考慮して設計されています。
そのため瓦屋根の家は、柱や梁が太くなったり、壁の量が増えたりする傾向があります。
したがってきちんと構造設計されていれば、瓦屋根だから地震に弱いということにはなりません。

瓦屋根の雨漏りの原因

耐久性の高い瓦屋根の家であっても、きちんとメンテナンスが行われていなければ雨漏りしてしまうことがあります。
瓦屋根の雨漏りの原因には次のようなものがあります。

➀瓦のズレ
台風や地震の影響で瓦がずれてしまうと、雨漏りが発生することがあります。
また瓦のズレは、経年劣化して瓦を固定する力が弱まって発生することもあります。


➁瓦のひび割れ
台風で飛ばされてきたものが屋根に衝突して瓦が割れる、屋根上を人が歩行して瓦が割れる、凍結して瓦が割れるなどといったことがあります。
瓦のひび割れは雨漏りの原因になります。


➂棟瓦の歪み
強風や地震の影響で、屋根の棟部分(最も高い部分)に歪みが生じてしまうことがあります。
その場合、歪み部分から雨水が侵入することがあります。


➃屋根漆喰の劣化
瓦屋根には屋根材を固定したり、隙間を埋めたりする目的で漆喰が詰められています。
漆喰は築15年もするとひび割れして崩れてしまうので、定期的にメンテナンスが必要になります。
メンテナンスを怠ってしまうと、雨漏りの原因になります。


➄谷板金の劣化
谷が出来るような形状の屋根の場合には、谷部分には板金が施工されています。
谷板金が腐食して穴があいてしまったり、ゴミが詰まって雨水が流れなくなったりしてしまうと、雨漏りの原因になります。

➅雨樋の劣化
雨樋が詰まったり、軒樋の傾斜が悪くなって排水が上手くできなくなったりすると、雨漏りの原因になることがあります。


➆ルーフィングの劣化
瓦の下にあるルーフィング(防水シート)が劣化して破れや穴あきが発生することがあり、それが原因で雨漏りが発生します。

➇葺き土の流出
昔の瓦屋根の家は土葺き工法で施工されていることが多く、経年劣化で瓦の下にある葺き土が流出して瓦にズレが生じ、雨漏りの原因になることがあります。

瓦屋根の雨漏りの補修方法

瓦屋根の雨漏りの補修方法には次のようなものがあります。

➀瓦の差し替え
瓦が部分的にひび割れしていたり欠けていたりする場合には、破損している瓦を新しいものに交換することができます。
屋根瓦の差し替えは瓦1枚から可能なので、発見したら早めに修理することが大切です。

➁瓦のズレ直し
瓦のズレの原因を調べて下地などに特に問題がないようであれば、ハンマーなどで軽く叩いてズレを直すことができます。
気付いたらできるだけ早いうちに、ずれている瓦を元の位置に戻しましょう。

➂棟瓦の取り直し
棟瓦を一旦取り外して劣化した漆喰を撤去します。
漆喰で土台を形成し、のし瓦を積み直していきます。
最後に冠瓦をのせ、銅線でしっかりと固定します。

➃屋根漆喰の詰め直し
既存の漆喰を撤去し、新しい漆喰を隙間なく塗っていきます。
漆喰の詰め直し後に、表面をきれいに均します。
尚、漆喰の詰め直しは定期的に行う必要があります。

➄谷板金の交換
谷板金にサビや腐食が見られたら、谷の周囲の瓦を部分的に一時撤去し、谷板金を交換します。
谷板金交換後に瓦を葺き直して工事完了です。
不具合が生じている谷板金は、早めに交換しておく必要があります。

➅雨樋の補修、交換
傷んでいる雨樋を交換します。
その際にとい受け金具が傷んでいたら、金具も一緒に交換します。

➆ルーフィングの交換
瓦の下のルーフィングが劣化している場合には、ルーフィングを交換する必要があります。
その際には一度瓦を撤去して、ルーフィングの交換(張り替え)を行います。
またルーフィングは重ね張りすることも可能です。

古い土葺きの屋根の場合には、土で屋根が重たくなってしまうので、安全性を高めるためにもほかの下葺き材に変更することが多い様です。

その他隙間を埋めるためにコーキング(シーリング)が施工されている箇所にはコーキングを充填し直すようにします。

瓦屋根の雨漏りを予防するためには?

雨漏りの原因は様々ですが、屋根からの雨漏りは他の箇所からの雨漏りと比べて原因究明が容易にできる傾向があるといえます。
ただし一般の方が屋根に登って点検するのは非常に危険なので、専門家による定期的な点検が不可欠といえます。
したがって屋根からの雨漏りを防ぐためには、定期的に専門家に依頼して屋根の点検を行うと共に、屋根漆喰の塗り直し等のメンテナンスをしっかりと行うことが大切です。

まとめ

瓦屋根からの雨漏りの多くは、瓦の破損やズレ、屋根板金の劣化、釘の緩み、漆喰のはがれ、下葺き材(ルーフィング)の劣化、雨樋の詰まりなどが原因となって発生しています。
屋根からの雨漏りの原因究明は専門家に頼めば比較的容易にできますが、屋根は普段から目につく場所ではないので、一般の方が自分で容易に点検できる訳ではありません。
しかし定期的に点検を行って、早め早めにメンテナンス工事を行うことで、メンテナンスコストを大きく削減することが可能になります。
また台風や地震により屋根修理が必要になった場合には、火災保険や地震保険を適用して無償で修理できる場合があります。
したがって定期的にプロに点検を依頼するだけではなく、大きな台風や地震が発生した際などには専門家による屋根の点検をしっかりと行っておくことをオススメします。

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