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COLUMN

ガイソーグループ
代表レポート

Vol.97   2023年1月
チームビルディングの推進

新年あけましておめでとうございます。
今年はどんな年になるのでしょうか。
ここ数年起きている大きな変化を考えると今年も激動の一年になるのではないかと思います。
仮に暴風雨や荒波の中でも力強く進んでいける様な強い会社を作り、しっかりと健全な経営をしていきましょう。

想いのベクトルを揃える

ガイソーグループ2023年のテーマは「チームビルディングの推進」と銘打ちました。
事業経営は一人ではできません。
仕事をしていると楽しいことばかりではなく辛いことや逃げ出したくなるようなトラブルが起こることもあります。
そんな時には支え合える仲間の存在がとても重要です。
想いや考え方が同じ仲間の存在は代えがたいものとなります。
時には勇気を貰い、時には元気を貰える。
人間いつも前向きなわけではありません。
だからこそ支え合える仲間が大切です。
そんな仲間がいるからこそ事業経営は前に進むのです。
株式会社オリバーは創業して20年、昔を思い出します。
経営者は資金繰りの不安が大きく悩みはつきません。
私は創業当時、経営者としてとても未熟でした。
自身の不安から部下や仲間に強く当たってしまったり、結果を焦り短期間での厳しい指導を繰り返したりして仲間の心は離れていきました。
部下の育成のために大きな犠牲を払いながら我武者羅に頑張っても、考え方や求めるもののベクトルが揃っていなければただの押しつけでしかありません。
善かれと思ってやることも、相手にとっては全てが迷惑な話となってしまうのです。
なぜ仲間が増えないのか?
なぜこんなに一生懸命に指導したりサポートしているのに仲間達は会社を去って行くのか。
当時の私はその理由が分かりませんでした。
業績を上げ利益を出すことは経営において最も重要なことであるのは間違いありません。
しかし、それはあくまでも結果であり、業績を上げるためのプロセスを考えると追い求めすぎてはいけません。
日常にフォーカスすると、仲間達と支え合い、楽しみながら仕事ができる良質な環境を用意することが重要です。
仕事と言えど想いの違う人とは一緒に頑張ることができないのです。

チームビルディングとは

ではどうすれば良質なチームを作ることができるのか。
お互いがお互いにとって大切な存在であることを理解し合う。
そして協力し合う。
もちろん、会社や店の目標・目的を明確にしてそれを達成することをお互いのミッションとするのは大前提です。
そのために個々の目標や役割を按分して個々の成すべき事を明確にします。
個々が役割を持ち、個々がその責任を担うのです。それを達成するために協力し合いながら前に進んでいくのです。
だからこそチームの仲間に対するリスペクトが生まれ、日々の仕事の中でも 感謝の気持ちが溢れます。
そして、お互いが切磋琢磨して学び合い高めあうのです。そのような成長に向かう前向きな同志達によるチームを作るのです。
また、チームの結束を常に高めるために全員が1 歩ずつ仲間に寄り添っていくのです。
ベクトルが揃い心の通い合ったチームはとても強いです。
「この仲間達と仕事ができていることに本当に感謝します!」そんな言葉が言い合えるチームを作ることがチームビルディングなのです。
昨今の混乱期には社員全員が力を合わせて一致団結して事に当たらねばいけません。
是非、 仲間同士の在り方や関係性を考え直して見直すきっかけとしてもらえればと思います。
今年も一年、皆様にとってもガイソーグループにとっても確実に前に進める良い一年としていきましょう。


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