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COLUMN

ガイソーグループ
代表レポート

Vol.9   2015年9月
生き残れる企業は変化に対応できる

 「強いモノが生き残れるのではない。環境に適応できるモノが生き残ってきたのだ。」というダーウィン の言葉があります。建築工事や外装リフォーム業には技術者が必要です。今まではそのことが大きなハー ドルとなり異業種からの参入や大資本の本格参入も少なかったのですが業界の顔ぶれも大きく変わり始め ました。これまでは派手ではなくても地道に努力さえしていれば着実に事業が成り立った時代が長く続き ました。いよいよ外装リフォーム業界も競争が厳しくなるにつれてやり方を変えなければ生き残っていけ ない時代へと変わってきたのです。集客、セールス、取扱い商品など経営に必要なあらゆるファクター を市場のニーズに合わせて変化させていかなければいけません。技術者としてだけではなく経営者として の実力が問われる時代へ変わっていきます。

「塗る」時代から「貼る」時代へ


 私は4~5年前から屋根は「塗る」時代から「貼る」時代へ転換すると提言してきました。 全国に膨大に施工されたスレート屋根素材は定期的な塗装工事では長期間維持することが難しく、様々 な問題を引き起こしています。屋根改修に携わる方ならご理解いただけると思いますが、2回目・3回 目の塗り替えを迎える屋根のコンディションがどのようになっているかという問題です。スレート屋根と 屋根塗装自体が大きく信用を棄損していることから、金属ルーフのカバー工法のニーズが今後ますます高 まってくることは目に見えています。

ガイソーグループの社会的役割

外壁の窯業系サイディングボードも同様のことが言えます。住宅を60年維持しなければいけないと定 義づけるとなると、窯業系サイディングボードで60年間家を守り続けることは市場の現状を考えて不可 能です。外壁においても2回くらいは塗り替えによるリフォームを実施したとしても、3回目4回目には 塗装を行う下地自体が不適格な状態になっているケースが増大してきます。最近の窯業系サイディング ボードこそ外壁材としての性能が高まっていますが、私達が今後ターゲットとする対象は現在より10 ~ 20 年前の外壁材です。この大半が厚さ12mmと非常に薄く伸縮による形状の変化が大きな外壁材ばか りなのです。外壁リフォームにおいても「塗る」ことだけではなく、「貼る」ことに対するニーズが一気 に高まってきます。私たちは「何を塗るか?」だけではなく「塗ることと貼ることのどちらにメリットが あるか?」といったように前提条件を変えていくことが求められます。塗装工事店の皆様も塗ることだ けに固執せず、塗ること・貼ることの全てに対して競争力を身につけていかなければいけません。これ からの外装リフォーム専門店は塗り替え、張り替え、カバー工法と全てのカテゴリーに対して抜群の競争 力を身につけていく必要があります。そう考えると、外装リフォームのプロはまだまだ業界に不足してい る状況であり、我々ガイソーグループの社会的な役割の大きさと責任をひしひしと感じています。 全国の仲間と共に時代の変化を先取りし、たくましく成長していきましょう!

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