今年から私は足立店店長を兼務して仕事をしております。
昨年末、足立店前店長が退職してしまい、交代要員に無理が生じる為、私が指揮を執ることにしました。
代表取締役である私が、営業や施工管理などの作業に邁進することはいかがなものかとも思いますが、私たちの事業の見直しや新工法の開発・テストなど、有意義に時間を使うこととしました。
そんな中、まず気が付いたことは、年齢も46歳になり記憶力の低下が顕著であること、そして急に自覚し始めた老眼です。
若い頃のような体力やスピード感は望めないかもしれませんが、再度やり直してみようと思います。

お客様主体の時代における戦略とは

外装リフォーム業界は、一昔前のただペンキを塗る業界から変化を遂げ、今では素材や材料へのこだわりも増し、様々な工法や多種多様の商品をご提案できるようになりました。
それに合わせ、処理する情報量も増えています。
積算や発注においては、正確で慎重な仕事が問われます。
お客様の性質も世代ごとに大きく変わっています。
情報化社会の中、お客様が容易に比較検討を行いイニシアチブを取るようになっています。
そんなお客様主体のこの時代に、圧倒的に勝つための方法として、効果的な営業方法や営業戦術を組み直しながら、勝ちパターンを見つけていく必要があります。
その過程で、ガイソーに足りない武器やツールなどに気が付くことも多々あります。
日々の検証を進め、私なりの検証結果を皆さんにフィードバックしていこうと思います。

世の中が大きく変化している今が攻め時

コロナ禍における世の中の変化は絶大なものがあります。
非接触・非対面が当たり前となり、いわゆる「おもてなし」的なサービスは力を無くしているように感じます。
さらに、テクノロジーの進化によって、マッチングサービスのレベルがますます高度化しています。
今まで大企業が圧倒的優位であった広告宣伝に対しても、中小零細企業でもローコストで効果的なＰＲが出来るようになりました。
消費者は優良な工事店を見つけることができますし、工事店は自分たちの商品やサービスの魅力をダイレクトに消費者へ届けることができます。
Ｗｅｂの集客コストは、確実に従来のチラシなどよりも圧倒的に費用対効果が高まっています。
そのため、情報強者と情報弱者との差が大きく開くのです。
ポータルサイトなどの媒体とも必要であれば提携し、時間を買うことも正しい戦略であると思います。
こんな便利な時代になったからには、自社のＩＴやデジタルに大きく投資をすることも、この時代についていく為には必要なことだと思います。
時間や効率に投資し、スピードを上げるのです。
従来のやり方を否定し、新しい在り方に変化させることが重要であり、そのために会社の在り方も大きく変化させる必要があります。

先日、茨城の暖喜社(ガイソー牛久店)の本社ショールームに行ってきました。
素晴らしい社屋にショールームが完成していました。
暖喜社からすると身の丈以上の大きな投資です。
石田社長曰く、コロナ対策で工面した資金をドーンと投資して攻めまくるとのこと。
暖喜社は現在年商５億円。
数年後に10億の目標を掲げています。
目標を大きく持つことは大切で、本社ショールームの投資はそのための第一歩ということでしょう。
目まぐるしく変化を続ける今の時代に、戦略を間違え２～３年を失うと、取り返しがつかなくなる可能性があります。
確実に変化し、自社の目指すべき理想の未来を形にするために、積極的に投資を行い、攻めに転じることが重要です。
ポジティブに、ポジティブに。
コロナ禍の今は、まさに攻め時です。