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COLUMN

ガイソーグループ
代表レポート

Vol.76   2021年4月
私たちの未来投資のポイントはここ!


  先日、ガイソーの全体総会をオンラインで開催いたしました。
私はリアルイベントにこだわっていましたが、現在の情勢を鑑みて、今回はこのような形での開催となりました。
コロナ禍において、オンラインでの会議や商談、セミナーなどが当たり前の世の中になってきています。
これは時代の必然であり、人類の進化とも言えるのではないかと思います。
しかしながら、やはりリアルに勝るものはないと考えておりますので、今後コロナがいち早く終息し、また皆さんと直に交流できる日を心待ちにしています。

私たちの分野でのイノベーションを起こそう

昨年から急速に進んでいる世の中のデジタル化。
DX(デジタルトランスフォーメーション)と最初に聞いた時にはピンときませんでしたが、徐々に実感が湧いてきました。
日々テクノロジーのイノベーション化が進む中、理解して追いついていくのも一苦労ですが、私たちはITリテラシーを高め、様々なテクノロジーを駆使しながら、自身のビジネスを変革せねばならないのは間違いありません。
便利なツールは積極的に活用し、時代の武器の効果を最大限享受したいところです。
そのためには、どのようなシステムや仕組みが生み出されたのか、どのようなことが出来るようになったのか、常時関心を持ち、理解する努力をすることが大切です。
そして、世の中のテクノロジーの開発はその分野の専門家に任せ、私たち外装リフォーマーは、外装リフォームという私たちの分野でイノベーションを起こさねばなりません。
では、私たちの分野でのイノベーションとは何なのでしょうか?
材料や商品の進化も大切ですが、工事店である私たちは、工事でのイノベーションを起こすことが一番重要なところではないかと思います。
職人減少時代に向かう中、より省工程で正確な施工を作り上げること。
その一番大切な部分を外注依存で済ませていてはなりません。
自社施工しない会社であっても、技術的な部分は自社でノウハウを積み上げなければいけません。
まずは、工事のプロセスや仕様を徹底的に見直し、暗黙知を可視化していくことが重要になります。

存在価値を高める、将来のための投資を

現在、様々な情報やノウハウがインターネット上でYouTubeなどを通し、いくらでも手に入る時代になりました。
今までプロだけが知っていた情報を消費者も知りえることが可能になったことにより、私たち専門工事店は更なる深い知識を整理し、卓越したサービスを作り込まなければいけません。
その為には、実際の工事作業自体の現状を否定し、改善を繰り返していく必要があります。
職人一人が現場で一日作業を行うと、一人工のコストがかかります。
しかし、一概に一人工といっても、キャリア1年ほどの職人とキャリア10年のベテラン職人とでは、生産性は2~3倍違います。
特に屋根や外壁のカバーまたは張替えとなると、その差は4~5倍に開きます。作業の標準化は難しい事ではありますが、必須の事項であると思います。
イノベーションという言葉は、世界技術の最先端かつトップクラスの会社が行う異次元の話と思いがちですがそうではありません。
例えば、仮に同じ人員でチームの生産性を3割上げることに成功したとするならば、各社においては未来を変える劇的なイノベーションといえるのではないでしょうか。
このように、自社におけるイノベーションとは何であるのかを、今一度考えてみるべきでしょう。
また、そんな努力を重ね、トータルの原価を3割下げることに成功したならば、地域におけるコストリーダーシップを確立し、競合他社が追随できない強力な競争力を得ることになります。
表面的な取り繕いやテクニカルな売り方は一時的なものです。
時間をかけて投資するべきは、私たちの足元にある施工に関わる全ての事です。
卓越したプロ職人を育てることが、未来への自社の存在価値になります。

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