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COLUMN

ガイソーグループ
代表レポート

Vol.71   2020年11月
口コミ活用時代の戦略

 

棋士の藤井聡太さんが注目を浴びています。史上最年少四段昇段を果たすと、連勝記録を樹立し、既に二冠のタイトルを奪取しています。
昨年から注目され、既に国民的なスターになりつつあります。
昨年はプロゴルファーの渋野日向子さんがスマイルシンデレラと称えられ、一躍時の人となりました。
常に世間ではスターの出現を待ち望んでいるのでしょう。
何事も突き抜けた記録や実績を上げた人が、ジャンルを問わず注目をされる良い例です。
スターとは見た目のルックスなどだけではなく、真に実があり誰しもが驚く大きな実績を上げたり、その域まで到達することが必要要件であるといえるでしょう。
これは都会に限らず、地方でも同じです。
芸人やタレントでも、その地方限定で活躍する人は必ずいます。
芸能人やプロスポーツ選手ではない限り、何も全国的なスターを目指す必要はありません。商売においても、全国的には知られていなくても、特定の地域では圧倒的に知られるお店は多々あります。
先日、北海道の函館に行った際に「ラッキーピエロ」というハンバーガーショップに行きました。
ローカルハンバーガーショップのブランド力で断トツでナンバーワンを誇っており、函館に限定して17店舗も展開し、マクドナルドなど大手の存在感を完全に消しています。
実際にそのメニューは独創的でとても美味しかったです。
私たちも自社のジャンル・商圏で圧倒的に知られる存在になる必要があります。

口コミが重要視される情報化社会

 最近では頼んでもいないのに、ポータルサイト等が自社のサービスを良くも悪くも勝手に取り上げ、広く知らしめてくれています。
グルメレビューサイト食べログでは、全国に存在する食べログのヘビーユーザーが勝手に新店を探しては登録しています。
ひっそりと商売をしたい人からするといい迷惑でしょう。
情報化社会において法人事業者の人権は無く、消費者のみが神様であり、世の中に好まれる会社のみが存続を許されるシビアな時代になりつつあります。
ある意味そのことを丸ごと受け入れ、上手に戦略的に仕掛けていくことが大切です。
口コミを如何に上手く活用していけるかが、中長期的に必須科目であることを理解し、いち早く対策を始めることが重要でしょう。
小さなお店でも圧倒的な支持を集めると、行列のできる人気店として商売をすることができます。
しかしながら評価の低い店は、酷評を雨あられと浴びせられ、新規客が利用する前から誰も近づかなくなります。
 

地域のスターを目指しコツコツと

 現在Googleマイビジネスでは、テクニック的に良い口コミを沢山集めることで、抜群の存在感を発揮できます。
いち早く口コミ数を50や100にして、地域で目立つ存在になることが販促効果に大きく直結します。
しかし、徐々に口コミ数よりも「存在感のあるユーザー」の声が重要視される時代になるでしょう。
真相は分かりませんが、実際に食べログも口コミの点数の平均値がそのまま評価になるのではなく、様々なアルゴリズムの中から点数評価をしているそうです。
Googleマイビジネスにおいても個々の信用性を点数化し、重要度の高い人の口コミを重視していく時代になることでしょう。
商売には近道はなく、短期的でテクニカルな成功は継続しません。地道にコツコツと一件一件、お客様に質の高いサービスを提供してファン客を増やしていく。
その積み重ねが、地域において自社の信用となっていくことでしょう。
5年後も10年後も地域で圧倒的に突き抜けた存在でいるためには、日々の業務を手抜きなく行っていくことが大切です。

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