あけましておめでとうございます！

この数年ポスト2020年がうたわれてきました。
建築業の業績は大きく減少するのか。
マクロ的にいうと既に特需の建設や開発は終焉を迎えるのでしょうが私達建築の末端では従来通りリフォームは必要です。
むしろ職人の高齢化が確実に進んでいるために稀少職種の職人確保がテーマになるでしょう。
外装リフォームにおける稀少職種とは板金・左官・瓦・タイルなどがあげられます。
また、この職人不足が原因で建築業界全体の品質が落ちることも懸念されます。
ガイソーグループでも急激に業績を伸ばされている加盟店様が多くいますが、新しい職人や外注先での施工においてミスやトラブルが増える可能性も視野に入れておくべきでしょう。
気心の知れた付き合いの長い職人であれば問題は起きないのでしょうが、仕様や仕上げ方の習慣が異なれば必ず問題は生じます。
私は朝食にコンビニのゆで卵を食べることが多いのですが、ゆで具合が悪いと殻をめくる時にボロボロになり半分くらいになってしまうことがあります。
本当に許せない気持ちになりますがゆで卵くらいのことですので忘れてしまいます。
しかし、大きな金額を使って行う自宅のリフォームの場合はどうでしょうか。
ただ事ではすみません。新興事業者の中には受注偏重気味でクレームさえ出なければよしとする会社もあるかもしれませんが、末永く事業を継続していく上ではよろしくありませんね。
職人が減りセミプロが多く存在するからこそ私達は本格的なプロ集団となり職人や取引先にレベルの高い指導をしていかなければならないと思います。

品質には大きく2つあります。施工品質とお客様対応品質です。他社もそれなりに頑張っています。
しかし、私達外装リフォーム業界の元々の品質レベルは決して高いとは言えません。
業界水準並みに行っていてはお客様に感動を与えられません。
職人の施工技術はもちろんのこと営業マンの知識や対応面、仕様のレベルなどを高めていく必要があります。
またKY活動など安全対策に対しても強化していく必要があります。
私達ガイソーグループでは受注に関しては順調な加盟店は多いとしても品質に関しては取り組み不足なのではないかと思う加盟店もありますので1件1件の施工を真剣勝負と捉えお客様満足向上に努めなければいけません。
また、お客様の期待を上回る施工をして感動を与えられるような外装リフォームを実践することが重要です。
「旨いラーメン屋理論」というものがあります。
ラーメン好きな人は遠方からはるばる来店し行列に並んででも食べに来ます。
しかし、ガラガラのまずいラーメン屋は自分の提供するラーメンがまずいと気が付いていないのでしょうか？
否、気が付いていないのではなくそこそこ頑張っているのですが、それ以上に現実を変えられないのです。
そして平凡な並の味に対する評価はまずいと同じということなのです。
ボクサーが同じボクシングをしていても腕の長さがちょっとでも違えば大きなアドバンテージを持ちます。
工事や商売においても同じではないでしょうか。
行列ができるかどうかは「ちょっとした差」なのです。
しかし、その差を生み出すには強烈な想いや努力が必要になるのです。
是非私達もガイソーに任せて良かったと喜んでもらえる仕事をしていきましょう。
地に足をつけ品質を向上しお客様満足を高め地域で評判になる経営を行うことが最も大切です。