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COLUMN

ガイソーグループ
代表レポート

Vol.31   2017年7月
営業脳を鍛えよう

 我が社にも11 名の新入社員が入社し一生懸命に研修を受けています。彼らの見た目は大人ですが、ま だまだ心は子供です。厳しい研修の中から立派なリフォーマーへ育ってくれたらと期待しています。人材の 獲得が困難な今、人を辞めさせない経営が必要となります。貴重な人材である彼らをしっかりと手間暇か けて確実に育成していきたいと思います。

業績を上げるには「営業脳」の確立を

 さて、事業が上手くいっている会社とそうでない会社の違いに営業体質かどうかがあげられます。会社 の経営資源の大半を営業活動に注ぎ込むような会社でないと営業体質にはなりません。そして、営業体 質の逆は職人体質ということになります。工事屋ですから、もちろん品質にこだわって施工していかなけ ればなりませんが、ここでは意味合いが違います。何故なら、全ては受注ありきだからです。受注無くし てきれいごとを言ったところで飯は喰っていけません。計画的に、また頻繁に受注を重ねていくには絶え 間ない営業活動の実践しかありません。営業出身の経営者の会社は比較的難なく事業が立ち上がります が、施工を重視する職人体質の会社では受け身になることが多く営業活動の実践の営みが継続しないこ とが多いのです。私は、まず営業マンとして「営業脳」の確立が必要であると考えます。真の営業マン は昼食に立ち寄った蕎麦屋の外観を見て、店主に蕎麦を食べながら提案のトークをかけるタイミングを模 索します。プライベートで知り合った人に対しては、家を建てたメーカーや築年数を尋ねます。住宅地で 他社の足場を見つければ、腹が立ちます。このように、言うなれば24 時間体制で自分の商品を売ること を念頭に置いているのです。皆さんはいかがでしょうか。営業脳の足りない会社は、顕在化した見積り 依頼や受注した案件の施工の段取りに多くのエネルギーを注ぎます。営業体質にしていく為には、そのよ うなやり方では1歩も2 歩も遅れているのです。業績を上げるには、知識や経験の優劣などよりも営業脳 を働かせて、やる気を持ってガンガン数をこなしている人の「攻めのエネルギー」には到底敵わないのです。

経験から得た教訓

一つ私の事例を紹介します。お恥ずかしい話ですが、最近取り組んだテスト営業で一件失注しました。 3 社見積もりで、私は2 社目の提案、そして3 社目を待つ状態でした。確実性を狙い価格も安価なプラ ンで提案し、経験や実績、信用、人間力など圧倒的に優勢であり、負ける要素は何もないと思っていました。 私にほぼお任せいただく内諾を頂戴しながらも忙しい事を理由に追客もせずにしばらく放置していたので すが、なんとそのお客様から「他社にお願いすることにした」とお詫びのご連絡があったのです。どの 会社とご契約されたのか話を伺うと、新しくできた会社で「採算度外視で一生懸命やる」と営業マンが 何度も何度もお願いしに来たそうです。そして、最終的には「情」でご決断されたとの事でした。深く 考えさせられました。否、思い出したと言った方が適切です。確かに私は22 歳からこの業界でセールス を始めましたが、若くして大きな成果を上げてきました。もちろん最初は無知で実績もありませんでしたが、 プロの営業マンとしての「営業脳」は寝ても覚めても活動し続け、魂を燃やしながら走り回っていたので、 当時は誰にも負けないと思っていました。歳を重ね、どんなに実力や経験を積んでも最後は本気の奴に は敵わないということですね。これを教訓として私も油断なく頑張っていきたいと反省しました。

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