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COLUMN

ガイソーグループ
代表レポート

Vol.3   2015年3月
経営者は大義名分を重要視せよ

戦国時代の群雄割拠の時代、諸大名や地域の豪族達は熾烈な陣地拡大の戦を繰り返していました。そんな時代において、 いざ隣地に攻め込むには大義名分が必要でした。民を苦しめ悪政をしているとか、神仏を冒涜しているなど敵を攻め滅ぼす ための正当な理由が必要だったのです。それは納得のいくことです。仮に侵略に成功してもその地域を永続的に納めていか なければならず、その地域の住人や関係者からも歓迎されなければいけません。今も昔も自分の利益の最大化しか考えな い利己的なリーダーには誰もついていかないのです。 現代におけるビジネスにも同じことが言えるでしょう。ビジネスもマーケットにおいてはパイの取り合いです。自社が伸びる ということはどこかの会社の業績が下がることであり、お客様に支持され世の中に必要とされる会社が業績拡大をする資格 があるということなのです。新しい事業を始める時や新しいエリアに出店する時にも、同じく社員を納得させる大義名分が 必要です。 この事業を成功させることが地域の住宅文化に貢献することになり、顧客満足とともに自社にとって大きな利益貢献 に繋がります。更には社員全員に利益が還元され、未来への不安が軽減し豊かなる安定を享受できます。そのためには我々 にはこの道しかないのです。と。

リーダーは常に発信していかなければならない


社員は強制や命令など力では本気で動こうとしません。これから行う事業に取り組む意義ややりがいを理解することによっ て本気で仕事に邁進することが出来るのです。一度しかない貴重な人生の時間を使って取り組む仕事ですから、価値の感じ られない仕事など誰もやりたくないのは当たり前のことです。そして、人間とは慣れるものです。どんなに高度で複雑な仕 事であっても単純作業であっても継続する中で現実と向き合い、目先に見える悪い所や苦しいところが見えてくるものです。 常に隣の芝は青く見えるのです。だからこそリーダーは、自分たちの仕事の意義や価値を繰り返し繰り返し直接言葉で伝え ていかなければなりません。もちろん、社員だけではなく、世の中やお客様に対しても自分たちがどんなことを考え、何者 なのかを明確にして発信していかなければなりません。情報にあふれている現代ではありますが、お客様の見る目は洗練さ れています。どこかから、ただコピペしたような理念や考え方では整合性が取り切れずに見抜かれてしまうでしょう。

損得よりも善悪で判断する人間性を

何故自分たちはこの仕事に取組み、仕事を通じて何をしたいのかを明確にしなければいけません。それを実現するために日々 の行動の細部にいたるまで言動一致させ組織一丸となって良い会社を作っていかなくてはなり ません。お客様の立場から「どうせ同じものを購入するならばこの会社で買ってあげよう」「この人から買ってあげよう」といったように選ばれるかどうかが大義名分のある会社なのかない 会社なのかが問われる瞬間ではないかと思います。私たちは商人として常に損得よりも善悪 で判断する人間性を身に着けていかなければなりません。利益は必ず後からついてきます。 ビジネスは長期戦です。我々は心ある勉強熱心な努力家として焦らず一歩ずつ絶え間なく努力していこうではありませんか!

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