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COLUMN

ガイソーグループ
代表レポート

Vol.98   2023年2月
スムーズに事業を立ち上げるにはTTPの実践を!

今年は攻める年と決めていますので年明けから忙しい日々を過ごしています。
直営店を、富山県内の高岡市と東京の江戸川区へ2店舗出店します。
昨年は直営店4店舗で10億の規模まで作ることができましたので今年は15億円を目指して進みます。
余剰人員と育成社員を配置。
そしてマネージャー候補として副店長制度を敷き、次期マネージャーを常に育成する状態を作ることにより1店舗あたり3億円を作ることが実現できるようになりました。
これからのガイソー店の展開に大きな可能性を感じます。
また、直営店の更なる成長の加速を促し出店のペースも早められればと思います。
全国のご加盟店様に対しても再現性の高い事業パッケージやノウハウを提供していけると思います。

3億円達成は難しいことなのか

さて、私がコンサルティングサポートをする会社の中でも伸びる会社と伸びない会社のパターンが顕著になってきています。
3億円までのパターンと、さらにそこから組織化の壁を破り10億円に向かう会社と両方がありますが、今回は3億円までのパターンの解説をしたいと思います。
3億円といってもリフォーム事業者の中で3億円を超えられている会社は同地域の同業者の中でもほんの一部であるといえます。
地域によっては3億円で1番店となることもあることでしょう。
さて、3億円は難しいことなのでしょうか。
物理的に 集客が出来ている上で専任者が4 ~ 5人いれば達成することができます。
能力の高いメンバーであれば3人ほどで達成するケースもあります。
難しくする一番の理由は個人経営から会社組織へ移行する内容の転換にあります。
個人企業であれば、家族だけで経営できるので社長の考え方が全てですが、会社組織にするためには、ルールや制度を明確にして社員が安心して働ける環境を整備する必要があります。

TTPはとことん正確に模倣することが大切

具体的には、賃金制度、休日、福利厚生などを含む労務環境の整備が必要になるでしょう。
また、社員の家族も中長期的に安心できる状態を確約すること。
社長は365日働いても社員には待遇を守ること。
それ以外には、業務のパターン化による業務フローの確立です。
どの様に仕事をすれば良いか決まっていないと頑張り方が分かりません。
会社としての手順やスピード感も明確にして販売する商品を徹底して勉強する。
そして商品ラインナップをパターン化し、仕入れ値と発注先、売価を決定します。
さらに、粗利率の基準値と値下げする際のルールを決める。
販売に関わるツールや帳票類を作成し、その使い方や運用法をルール化する。
販売に関わる全てのやりとりを基本トーク化して反復練習していく。
日々の行動の仕方もパターン化して無駄を省き効率化していく訓練をする。
全てのプロセスに善し悪しの基軸や判断基 準を設け数値で管理できるようにしていく。
経営上重要なKPIを定期的に記録して月度・年度ごとに分析していく。
KPIに該当する項目は以下の通り(累計契約額・契約率・粗利率・平均単価・対応件数・追加契約数・近隣契約数・紹介件数・残業時間・欠損工事額・集客ルート・集客件数など)。
会社として活動していくための業務マニュアルは既に存在しますのでそのまま実行できるかどうかで決まります。
また、その他のほとんどは具体化したものがありますので TTPできるかどうかで決まります。
自己流やウチ流は封印し、とにかくベンチマーク店のやり方を正確にTTPすることをお勧めします。
直営店と同じやり方なら、最低でも直営店と同程度の結果が出ます。
重要なのは聞いて終わるのではなく正確にそのまま実行し続けることがTTPなのです。



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