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COLUMN

ガイソーグループ
代表レポート

Vol.102   2023年6月
目的と手段を間違えるな

先日、中部ブロックミーティングに参加しました。
50人近くの参加者があり、皆さん積極的に動き出されている感じがしました。
春の繁忙期ですが集客状況は各社様々なようで順調な会社とそうでない会社があります。
場当たり的に販促を企画し一喜一憂する人もいれば、年間計画を立てじっくりと取り組む人もいる。
もちろん後者の方が年々安定し、市場認知度を確立していきます。
立ち上がりのエリア差はありますがやはり皆さんご苦労は多いですね。
引き続きしっかりと本部でサポートしていきたいと思います。

収益性の高い事業を選択する

先日、東京都内でマンションの区分販売事業を手がける社長とお会いしました。
年齢はなんと34歳で年商は250億円ほどとのこと。
利益も凄いですがそれを社員わずか50人ほどで実現されているそうです。
凄まじいほどの効率と収益性。
同じ不動産事業をしていても賃貸事業や戸建て仲介や再販事業まで様々な業態があり収益性も様々です。
誰しも、どの分野の専門家になるかは自分で選択しているわけですが、やはり人生を賭けてやり抜くなら収益性の高い事業を選択したいものです。
私たちにおいても自身の事業を定期的に俯瞰して見る必要があります。
気がついたら価格競争に追い込まれ、身を削るような戦いに身を置いていないでしょうか?
いつの間にか同地域の競合他社にイニシアティブを奪われ相対的にポジショニングが下がっている人はいないでしょうか?
商談の失注が続き自信を失い、さらなる安さ競争に追い込まれ抜け出せないような蟻地獄にはまってはいませんか。
当たり前ですが、商売は儲かるようにやれば儲かりますし、上手にやれば上手な結果が出ます。
わざわざ逆のことを選択して儲からない日々の営みに身を投じる必要などありません。
よくある失敗として、仕事の目的と手段を間違えている人が多いです。

目標と目的を最大化するために

例えば、外装リフォームの提案時に診断書を作る会社は多いと思うのですが、極端な言い方をすると診断書がなくても契約になるのであれば診断書を作る必要はありません。
診断書とは本来、商談におけるお客様からの信頼を得るための補足資料として作成しています。
しかし、診断書を作成することが仕事になっている人がいるのです。
契約に繋がるかどうかは別にして、一生懸命に診断書を作成して充実感を味わい仕事をした気になっていては本末転倒です。
現地調査も同じです。
契約に繋がらなければ、忙しい自分の時間を奪った人であり、マイナスの仕事になります。
失注しても悔しさや理不尽さを感じなくなっていては営業マンとして失格です。
自身の仕事を棚卸しして考えると契約(利益)に繋がらない仕事や時間が膨大にあることに気がつきます。
ですから、契約率の低い会社はマイナスの仕事に終始していることになります。
それでは儲かるはずもありません。
失注した案件に関わる時間や資料作成時間、車での現場間の移動時間や無意識的怠慢時間などを計算すると恐ろしく無駄な時間を使っている人もいるのではないでしょうか。
目標と目的を最大化するために全ての仕事に見直しをかける必要があります。
今は時代的に生産性の向上を求められています。
昭和のよき時代の仕事の在り方を未だに続けている人はいないと思いますが、常に自分達の仕事を定期的にチューニングする必要はあると思います。
目的と手段を見失わなくするために。


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