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COLUMN

ガイソーグループ
代表レポート

Vol.101   2023年5月
エリア格差についての検証

今年の富山は記録的な暖冬で終わりました。
何度かメディアも大雪を煽り立ててはいましたが仕事柄仕方ないことですね。
少し寒波がやってくると過剰な注意喚起をします。
備えてはみたものの、なんともないことが幾度と続きます。
過去には稀に想定外の災害が起こったことはありますが、気象庁もメディアも予測の精度をもっと高めてほしいものです。
富山でこんなに気温の高い日が続き、雪が少なかったことは記憶にありません。
外装工事を手がける我々には嬉しい季節でしたが寒い冬でないと困る方々には逆に大きな影響が出ていることでしょう。

ガイソー直営店出店からの考察

1月に直営店の高岡・射水店をオープンしました。
高岡エリアは既にオリバーのリフォーム店舗があり、同店は6億円の受注を安定的に作り集客にも困らないエリアです。
目立った強い競合もおらず市場性が良い地域です。
高岡・射水店のオープンイベントはB3のチラシ74,600枚を2回撒きし、来場が24組、見積り依頼13件で見込額が2,400万円でした。
今までの直営店の新規出店の中でもかなり手応えを感じます。
また、同日にオープンしたガイソー江戸川店ではB3チラシを2回で103,050枚を撒き来場が8組、見積り依頼7件で見込額が230万円でした。
同じチラシを入れていても大きな差が出ました。
全国的に反響をチェックしていると、高岡以上に大きな結果が出る地域も沢山ありますので、いわゆるスポット地を見つけ出すことも短期的には重要かも知れません。
私も今まで自分のエリアとして把握している高岡にガイソー直営店を何故もっと早く出店しなかったのだろうと後悔するほどです。

地道な努力が成果への近道

逆に、残念ながら反響の悪い地域で営業をされている方は短期的には苦労をされることもあると思いますが、地道に認知度を上げてポジションを高めていくしかありません。
短期的にはラッキーやアンラッキーもあるかもしれませんが、中長期的にはどんなエリアであってもしっかりと努力を積み上げれば、地域での信頼を高め勝っていくことができます。
むしろ反響の悪い地域で試行錯誤して、様々な販促を試したり、足を使った営業を展開して店舗を立ち上げた経験のある経営者や店長は地力が違います。
苦労は人を育てる、というよりも創意工夫の習慣が身につくのです。
不要な苦労はしたくないものですが、ある程度の苦労は絶対に必要です。
誰でも簡単に立ち上がる地域なら、後発で進出してくる競合他社も苦労せずに立ち上がってくることでしょう。
是非諦めずに努力を積み重ねていただきたい。
地域によって競合が多い少ないの違いはありますが、中長期的に見ると組織が崩れたり業績を悪化させて衰退する会社も沢山あります。
マーケット内での戦いはパイの奪い合いであり、経営資源の削りあいです。優秀な営業マンの1~2名で優劣が逆転することがよくあります。
自社の営業マンを地道に年度単位でしっかりと育成し、年々やれることを増やしてあげましょう。
そうすることで提案力や商品力を確実に充実させ自社が選ばれる確率を高めます。
そのためには経営者が現場の最前線で陣頭指揮を執る。
そして、まずは経営者自身が外装リフォームの絶対的なプロになることが最重要です。
自分がセールスにおいて圧倒的な実績を上げていないのに組織に対して指導をすることはできません。
自身のノウハウを日々共有し、自社の社員を自分と同様に外装リフォームのプロへ同質化を図っていくのです。
経営に近道はありません。
地道な努力が偉大な成果へと繋がる最短ルートです。

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