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COLUMN

ガイソーグループ
代表レポート

Vol.99   2023年3月
組織化の壁を越えるには 経営者の学び無くして達成できない1

前回は3億円までの会社を作るために必要な内容を話しましたが、今回は10 億円の会社を作るための解説をします。
京都の亀岡に本社を置く、井尻ハウビング社が好調です。
井尻社長は学歴も高く優秀な 経営者で京都市内に2店舗目を出店し5億円まで拡大しました。
しかし、信頼していた店長や社員の離職を受け、一時は2億円まで業績が下がってしまいました。
当時はかなりメンタルも追い込まれ、作業に忙殺される日々を送っていたようです。
しかし再度、組織化の壁を超えるために経営者として経営の学びをやり直し、現在は短期間で6億円を超え10億円にチャレンジできる会社へと復活しました。
業績アップにより収益性がアップし、念願の新本社へ移転。
加えて京都店を更に広い店舗へとショールーム化し組織と売上の拡大を狙い移転を進めているところです。
現在は10億円に到達するために採用と育成に注力。
やる気に溢れた井尻社長は、一時の同氏からは考えられないほどアクティブで自信に満ち溢 れています。


 

6億円の組織化の壁

さて、井尻社長に何が起きたのでしょう。
3億円までの会社を作るためにはTTPだけで実現することができます。
もちろん社長の必死の頑張りは必要ですが、最低限必要になる経営事項さえ押さえれば、TTPしたビジネスパッケージの導入と実践をするだけでほぼ同じ結果を出すことができます。
しかし、6億円を実現するためには、3億円では必要なかった組織化の壁を越えるためのノウハウが必要になるのです。
6億円をつくるには、3億円の店舗を2店舗作るか、大商圏の場合に1店舗内で3億円をつくる課を二つ運営する2課体制の店を作る必要があります。
どちらにしてもマネージャー(店長)が2名必要になります。
そのうち一人は社長が兼務したとしても、一人のマネージャーにマネジメントを任せる必要があります。
3億円の規模だと社長が全ての権限を持って自分で管理できますが、マネージャーにマネジメントを委任するとなると経営が一気に難しくなります。
そもそも社長が経営に対してしっかり勉強していない場合だと自社のマネジメント業務を具体的に定義したりルール化することができていません。
そんな状態でマネジメントに不慣れな者を抜擢しても上手くいくわけがありません。
ほとんどのケースが、マネジメント能力が高いからではなく、営業成績が良かったからとか古株だからという理由でマネージャーへ昇格させます。
ですから、せっかく出店しても社長と店長の関係性にほころびが出たり、新マネージャーの店で離職が相次いだり、想定しないトラブルが発生するなどの諸問題が勃発し組織が崩壊するのです。
3億円を超えてちょっと業績が良いからといって、経営者として経営の勉強をしっかりとせずに、流れで2店舗目の出店をする場合の成功確率が残念ながら低い理由は上記にあります。

目標達成のために経営者としてすべきこと

2~3店舗で6億円の組織を目指す際には経営者として組織を仕組み化し、管理職者の仕事や役割などを明確化し、経営者としての在り方や社員との関わり方などをしっかり学ぶ必要があります。
また、賃金制度に加え、評価基準やキャリアアップ制度など長期に渡り頑張り甲斐のある仕組みを充実させることも必要になります。
賃金の等級制度や、管理職になる際の昇格・降格基準を明確にするなど客観的で平等な評価基準や管理体制をつくることも重要です。
一番大切なのは経営者がしっかりと学ぶことですが、10億円までの設計図も具体的に存在します。
ガイソーはSTRONG100構想を掲げています。
いち早く皆さんが各地域で10億円の会社を作られることを楽しみにしています。



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