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外壁
2017年01月30日
なぜ高圧洗浄が必要なのか。

外壁を塗りなおす際に、壁を洗浄するという工程が必ずあります。
綺麗にしてから塗りなおす。
何となく分かるようで…分からないですよね。
何となく分かるようで…分からないですよね。
一般的に洗浄と聞くと、ブラシなどを使用して水洗いをするイメージですが、
外壁・屋根リフォームの場合、業者からの説明では「高圧洗浄」という言葉が出てきます。
「高圧洗浄」とは何か、
「高圧洗浄」と「水洗い」の違い、
外壁を塗りなおす際に「高圧洗浄」は、必要なのかを考えていきたいと思います。
1・洗浄って必要なの?
足場を組んだ後に行われるのが洗浄です。
建物は外壁や屋根で守られ、外壁や屋根は塗膜で守られています。
この塗膜には寿命があり、常に雨風や紫外線にさらされています。
月日が流れる中で、汚れ・カビ・コケなどが付着し、
劣化した場合は、チョーキング現象(手に白い粉がつく)などにより
外観を損なうだけでなく、耐久性などにも問題が生じてきます。
建物は外壁や屋根で守られ、外壁や屋根は塗膜で守られています。
この塗膜には寿命があり、常に雨風や紫外線にさらされています。
月日が流れる中で、汚れ・カビ・コケなどが付着し、
劣化した場合は、チョーキング現象(手に白い粉がつく)などにより
外観を損なうだけでなく、耐久性などにも問題が生じてきます。

汚れた状態のままの外壁に塗装をすることで起こりうる一番の問題は、
粘着力が弱いということです。
粘着力が弱いと剥がれや浮きの原因になり古い塗料と共に剥がれ落ち、
結果、長持ちしないのです。
せっかく塗った外壁がわずか数年しか持たないのでは困りますよね。
費用はかかりますが、しっかりと洗浄をして、外壁の表面にある古い塗膜や汚れを取り除くことが大切なのです。
粘着力が弱いということです。
粘着力が弱いと剥がれや浮きの原因になり古い塗料と共に剥がれ落ち、
結果、長持ちしないのです。
せっかく塗った外壁がわずか数年しか持たないのでは困りますよね。
費用はかかりますが、しっかりと洗浄をして、外壁の表面にある古い塗膜や汚れを取り除くことが大切なのです。

2・高圧洗浄とは?

塗装をする上で、洗浄が必要だという事は分かって頂けたかと思います。
でも、水洗いで十分キレイになるじゃないかと思われる方もいるかと思います。
確かに昔は、職人が手作業で水ブラシやサンドペーパーを使用し水洗いをしていた時代もありました。
しかし、手作業ではチョーキングの粉や汚れが落ちきらず、それによる早期の剥がれや劣化があったのも事実です。
そこで、高圧洗浄機を使用するようになってきたのです。
高圧洗浄とは何か。ですが、
簡単に言えば、洗い流すというよりも表面を薄く削るイメージが正しいかもしれません。
高圧洗浄機により高圧の水を発生させ、ノズルから噴射し、その衝撃力を利用して目には見えない汚れや、手では落ちない汚れ、古い塗膜を取り除いていくのです。
3・作業時間は?
高圧洗浄を行う際には、適切な水圧と時間が必要です。
外壁だけならば、半日。
外壁・屋根を合わせると約1日かかります。
そして、洗浄後には必ず最低でも1日から2日は乾燥させなければなりません。
しっかり乾いた状態で塗装をしないと塗料の乗りが悪く、塗膜がふくれてくる原因にもなるからです。
水圧ですが、水圧が弱いと汚れは落ちませんね。
したがって高い水圧で洗浄するのですが、
外壁の状態に応じて水圧を調整しなければ、逆に窓やサッシ周りなどを傷めてしまう可能性があります。、
そして、家の構造や、補修箇所を把握していないために、室内に水が浸水するということも起きてしまいます。
よって、高圧洗浄機を使用する場合は、外壁や屋根の、どの方向から洗浄するべきかなど、職人の技術や知識などが必要になってくるのです。
4・バイオ高圧洗浄とは?
高圧洗浄は水道水を使用して行う洗浄ですが、それとは別に、
バイオ洗浄剤という薬品を使用して行うバイオ高圧洗浄もあります。
カビやコケといった生物系の汚れに強く、
繁殖しやすい河川や田んぼなど、湿気の多い地帯の住まい、
細かい凹凸の多い外装材を使用した外壁など、高圧洗浄だけでは取り除けないカビやコケを除去し再発防止するのです。
バイオ洗浄剤という薬品を使用して行うバイオ高圧洗浄もあります。
カビやコケといった生物系の汚れに強く、
繁殖しやすい河川や田んぼなど、湿気の多い地帯の住まい、
細かい凹凸の多い外装材を使用した外壁など、高圧洗浄だけでは取り除けないカビやコケを除去し再発防止するのです。

まとめ
汚れや、付着物の上から塗料を塗ることにより、
長持ちさせたい外壁が数年で傷んでくるということは、
見た目の悪さだけではなく、外壁内部の劣化や耐久性の落ち、
ヒビ割れ、雨水の侵入など建物の外部や内部に大きな影響を与えます。
そのようなことにならないためにも、定期的な洗浄をお勧めします。
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