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外壁
2023年02月13日
外壁リフォームの費用はいくら?工事の種類や施工事例を紹介
家をお持ちの方であれば、外壁の傷や汚れ、雨漏りなどのきっかけにより「そろそろ外壁のリフォームをしたい」と考える方は少なくないでしょう。
リフォームと聞くとなんだか大がかりで少しハードルが高く感じるかもしれませんが、まずはどのような工事内容で、費用がいくらかかるのかという基本的な知識を身に着けていくことが大切です。
この記事では、外壁リフォームの種類とそれぞれの工事内容、一般的な費用相場をご紹介。施工事例や、外壁リフォームについて押さえておくべきポイントもあわせて解説いたします。
リフォームの種類によって費用相場も異なるため、それぞれの工事内容の費用相場をご紹介します。
外壁塗装の費用は塗装面積や塗料によって変動しますが、30坪の戸建ての場合60~90万円ほどが相場になります。10坪増えるごとにおおよそ10万円ほど高くなり、40坪の戸建てであれば100万円前後、50坪の場合110万円前後が相場です。
坪数別に外壁塗装の費用相場をまとめましたので、参考にしてみてください。
塗装に使われる塗料にはさまざまな種類があり、その種類によって費用が異なります。近年よく使われている塗料は、「アクリル塗料」「ウレタン塗料」「シリコン塗料」「ラジカル塗料」「フッ素塗料」「無機塗料」の6種類。基本的には性能が高く、耐用年数が長いほどグレードが高い塗料となり、費用も高くなると覚えておきましょう。
外壁塗装の費用相場について、詳しくは外壁塗装の費用相場はいくら?信頼できる業者に相談して妥当な料金で施工しようの記事もご覧ください。
費用としては30坪の戸建てで120~200万円ほどが相場。新しい外壁材の用意や施工が必要になるため、塗装と比べると費用は高くなりますが、耐久性が高くなるので長期的にみると塗装よりも安く済む場合もあります。
ただし、耐震性の観点からカバー工法で使用できるのは軽量な金属系サイディングや窯業系サイディングに限定されます。塗装と同じく、どの外壁材を使用するのかによって費用が異なるので、求める性能などを考慮して選ぶと良いでしょう。
カバー工法で主に使われる外壁材の1㎡単価と特徴は下記の通りです。
費用は高くなりますが、下地内部までダメージが進行している場合や、外壁材が寿命を迎えている場合に根本的な原因解消ができるのが張り替えのメリット。好きな外壁材やデザインを選ぶことができ、耐久性の向上だけでなく印象も大きく変えられます。
ただし、2004年以前に建てられた物件で外壁材にアスベストが含まれていた場合には、特殊な撤去作業が必要になり、さらに追加費用が発生するため注意しましょう。
外壁に関係する材料の平均的な寿命(耐用年数)としては、塗料は10~15年、外壁材は30~40年です。これらの寿命をもとに外壁リフォームのタイミングを考えると、10年周期で塗装のメンテナンスを行い、築30年以上ではカバー工法、もしくは張り替えを検討するのが適切だと言われています。
塗料や外壁材の種類ごとの耐用年数は下記の通りです。
【主な塗料の耐用年数】
【主な外壁材の耐用年数】
軽いひび割れ程度であれば外壁塗装でカバーすることもできますが、劣化状態によっては塗装では補修しきれず、破損個所の修復から作業が必要になる場合もあります。劣化症状が出ている状態で放置した結果ダメージが蓄積されて、結局大規模なリフォームが必要になる……なんてケースもあります。こうした事態を防ぐためにも、定期的なメンテナンスを行うことが大切です。
h3:外壁塗装の施工事例
クラック(ひび割れ)やシーリングの劣化症状が見られていたこちらのお客様は、シーリングの打ち直しやひび割れの補修を行った後に、耐久性のあるフッ素塗料で塗装を行いました。艶ありの淡いイエローで、明るく温かみのある仕上がりに。
また、お店のリニューアルのタイミングで外壁塗装をご依頼いただいたこちらのお客様。一部、外壁材の剥がれもカバーしながら塗装を行い、鮮やかな青色で目立つお外観へと生まれ変わりました。
また、こちらのお客様はモルタルの外壁から金属サイディングへと張り替えを実施。耐久性も向上し、モダンな雰囲気へと変わりました。
たとえば、自然災害による損傷が原因で外壁塗装を行う場合、火災保険が適用できる可能性があります。適用されるにはいくつかの条件を満たす必要がありますが、最大無料で塗装工事を行えるかもしれません。気になる方は、ご自身が加入している火災保険の適用範囲を確認してみると良いでしょう。
また、最近ではリフォーム助成金がもらえる制度を設けている自治体も増えています。申請条件や金額は自治体によって異なりますが、10~20万円ほどの助成金がもらえる可能性もあるので、事前でお住まいの自治体のホームページなどで確認してみるようにしましょう。
火災保険の活用について、詳しくは外壁塗装に火災保険が活用できるって本当?適用条件と注意点を紹介の記事もご覧ください。
補助金(助成金)については、外壁塗装で助成金が出るって本当?助成金が出る条件と金額、調べ方を解説
の記事もご覧ください。
理由としては、外壁と屋根のリフォームを同時に行うことで足場設置代を節約することができるからです。どちらの工事でも、安全と施工品質を保つために必ず足場を設置します。足場設置代は1回の工事で15万円ほどが相場となるため、外壁と屋根のリフォームを同時に行うことで、本来2回分かかる足場設置代が1回分で済むというメリットがあります。
屋根のリフォーム費用については、屋根修繕費用の相場はいくら?雨漏りや台風で屋根の修理をする場合の費用目安の記事をご覧ください。
また、ただ安ければ良いというわけでもないですよね。「安かろう悪かろう」で、あとから施工不良が見つかって結局すぐに再リフォームを行う……なんて自体は避けたいはず。信頼できる業者を見極めるために、見積書内の単価や施工面積が詳細に記載されているか、金額の根拠をきちんと説明してくれるか、などのポイントも相見積もりをとって確認するようにしましょう。
相見積もりをとった際に確認すべき観点としては、【外壁塗装の見積もり】注意点と見積書のチェックポイントを解説の記事をご覧ください。
ガイソーでも無料のメール相談や見積り依頼を受け付けています。外壁リフォームを検討している方は、ぜひ一度お問い合わせください。
リフォームと聞くとなんだか大がかりで少しハードルが高く感じるかもしれませんが、まずはどのような工事内容で、費用がいくらかかるのかという基本的な知識を身に着けていくことが大切です。
この記事では、外壁リフォームの種類とそれぞれの工事内容、一般的な費用相場をご紹介。施工事例や、外壁リフォームについて押さえておくべきポイントもあわせて解説いたします。
外壁リフォームの種類と費用相場
外壁のリフォームは、主に「塗装」「重ね張り(カバー工法)」「張り替え」の3種類あります。上から塗料を塗りなおす「塗装」や、外壁材自体の「張り替え」はなんとなくイメージが沸くという方も多いのではないでしょうか。一方で、あまり聞き馴染みのない「カバー工法」とは、もともとの外壁材の上から新しい外壁材を施工して外壁を二重にするリフォーム手法です。リフォームの種類によって費用相場も異なるため、それぞれの工事内容の費用相場をご紹介します。
外壁塗装の費用相場
3つの外壁リフォームのなかで、もっとも工期が短く費用も安いのが外壁塗装です。外壁塗装の費用は塗装面積や塗料によって変動しますが、30坪の戸建ての場合60~90万円ほどが相場になります。10坪増えるごとにおおよそ10万円ほど高くなり、40坪の戸建てであれば100万円前後、50坪の場合110万円前後が相場です。
坪数別に外壁塗装の費用相場をまとめましたので、参考にしてみてください。
坪数 | 塗装面積 | 費用相場 |
10坪 | 40㎡ | 約40〜70万円 |
20坪 | 70㎡ | 約50〜80万円 |
30坪 | 119㎡ | 約60〜90万円 |
40坪 | 158㎡ | 約90〜130万円 |
50坪 | 198㎡ | 約100〜150万円 |
60坪 | 238㎡ | 約150〜250万円 |
70坪 | 277㎡ | 約200〜300万円 |
80坪 | 317㎡ | 約250〜350万円 |
100坪 | 396㎡ | 約300〜450万円 |
塗装に使われる塗料にはさまざまな種類があり、その種類によって費用が異なります。近年よく使われている塗料は、「アクリル塗料」「ウレタン塗料」「シリコン塗料」「ラジカル塗料」「フッ素塗料」「無機塗料」の6種類。基本的には性能が高く、耐用年数が長いほどグレードが高い塗料となり、費用も高くなると覚えておきましょう。
外壁塗装の費用相場について、詳しくは外壁塗装の費用相場はいくら?信頼できる業者に相談して妥当な料金で施工しようの記事もご覧ください。
外壁カバー工法の費用相場
古い外壁材の上から新しい外壁材を重ねて施工する「カバー工法」は、断熱性や遮音性を向上できたり、塗装では補修しきれないダメージを補うことができたりといったメリットがあります。費用としては30坪の戸建てで120~200万円ほどが相場。新しい外壁材の用意や施工が必要になるため、塗装と比べると費用は高くなりますが、耐久性が高くなるので長期的にみると塗装よりも安く済む場合もあります。
ただし、耐震性の観点からカバー工法で使用できるのは軽量な金属系サイディングや窯業系サイディングに限定されます。塗装と同じく、どの外壁材を使用するのかによって費用が異なるので、求める性能などを考慮して選ぶと良いでしょう。
カバー工法で主に使われる外壁材の1㎡単価と特徴は下記の通りです。
種類 | 1㎡単価 | 特徴 |
窯業系サイディング | 4000〜6000円 | 普及率が高く、費用も手頃 |
金属系サイディング | 5000〜7000円 | 断熱性・遮音性が高く、軽量 |
木質系サイディング | 6000〜9000円 | 断熱性が高く、温もりのあるデザイン |
樹脂系サイディング | 7000〜10000円 | 耐候性が高く、メンテナンスフリー |
外壁張り替えの費用相場
古い外壁材を撤去・処分して新しい外壁材に張り替える場合、撤去・処分にかかる費用が追加で発生します。外壁リフォームのなかではもっとも費用が高い工事になり、費用は30坪の戸建ての場合で160~250万円ほどが相場です。費用は高くなりますが、下地内部までダメージが進行している場合や、外壁材が寿命を迎えている場合に根本的な原因解消ができるのが張り替えのメリット。好きな外壁材やデザインを選ぶことができ、耐久性の向上だけでなく印象も大きく変えられます。
ただし、2004年以前に建てられた物件で外壁材にアスベストが含まれていた場合には、特殊な撤去作業が必要になり、さらに追加費用が発生するため注意しましょう。
外壁リフォームをするタイミングはいつが最適?
「新築から10年経ったら塗装をすべき」「築30年経過したらリフォームを検討すべき」など、外壁リフォームのタイミングとしてはさまざまな説があります。どのタイミングで外壁リフォームをするのが適切なのでしょうか?塗料や外壁材ごとに寿命(耐用年数)がある
どんなに丈夫な外壁材や高級な塗料であっても、メンテナンスは必要です。また、定期的にメンテナンスをしていたとしても寿命はあるため、永遠に使い続けることはできません。外壁に関係する材料の平均的な寿命(耐用年数)としては、塗料は10~15年、外壁材は30~40年です。これらの寿命をもとに外壁リフォームのタイミングを考えると、10年周期で塗装のメンテナンスを行い、築30年以上ではカバー工法、もしくは張り替えを検討するのが適切だと言われています。
塗料や外壁材の種類ごとの耐用年数は下記の通りです。
【主な塗料の耐用年数】
種類 | 耐用年数 |
アクリル塗料 | 3〜6年 |
ウレタン塗料 | 7〜10年 |
シリコン塗料 | 8〜12年 |
ラジカル塗料 | 13〜16年 |
フッ素塗料 | 15〜20年 |
無機塗料 | 20年以上 |
【主な外壁材の耐用年数】
種類 | 耐用年数 |
窯業系サイディング | 40年 |
金属系サイディング | 40年 |
モルタル | 30年 |
タイル | 50年 |
ALC | 60年 |
劣化症状が出てきたらリフォーム時期のサイン
耐用年数としてはまだ数年あったとしても、ひび割れ(クラック)や塗膜の剥離、雨漏りといった劣化症状が出ている場合にはリフォームを検討しましょう。
軽いひび割れ程度であれば外壁塗装でカバーすることもできますが、劣化状態によっては塗装では補修しきれず、破損個所の修復から作業が必要になる場合もあります。劣化症状が出ている状態で放置した結果ダメージが蓄積されて、結局大規模なリフォームが必要になる……なんてケースもあります。こうした事態を防ぐためにも、定期的なメンテナンスを行うことが大切です。
外壁リフォームの種類別に施工事例
具体的なイメージをもっていただくためにも、ガイソーで行った外壁リフォームの施工事例をいくつかご紹介します。h3:外壁塗装の施工事例
クラック(ひび割れ)やシーリングの劣化症状が見られていたこちらのお客様は、シーリングの打ち直しやひび割れの補修を行った後に、耐久性のあるフッ素塗料で塗装を行いました。艶ありの淡いイエローで、明るく温かみのある仕上がりに。

リフォーム費用 | 118万円 |
工期 | 12日間 |
また、お店のリニューアルのタイミングで外壁塗装をご依頼いただいたこちらのお客様。一部、外壁材の剥がれもカバーしながら塗装を行い、鮮やかな青色で目立つお外観へと生まれ変わりました。

リフォーム費用 | 60〜70万円 |
工期 | 17日間 |
外壁カバー工法の施工事例
こちらは、シーリングがはがれたことにより雨漏りが心配になってご依頼いただいたお客様の事例です。塩害地域でも安心なアルミ素材の金属サイディングでのカバー工法を実施し、デザインも刷新して新築のような状態になりました。
リフォーム費用 | 310万円 |
工期 | 22日間 |
外壁張り替えの施工事例
築年数が経過し、外壁材の反りや浮きが見られたこちらのお客様は、屋根や玄関ドアの塗装とあわせて全体的な外装リフォームを実施した事例です。
工期 | 約2週間 |
また、こちらのお客様はモルタルの外壁から金属サイディングへと張り替えを実施。耐久性も向上し、モダンな雰囲気へと変わりました。

外壁リフォームで押さえておくべきポイント
最後に、外壁リフォームをはじめて行う際に押さえておくべきポイントを3つご紹介します。補助金や火災保険を活用しよう
外壁のリフォームはいずれも決して安い金額ではありません。大きく印象を変えるリノベーションと違い、メンテナンスの意味合いが強いリフォームではできるだけ安く済ませたい……という方が多いのではないでしょうか。そんなときにぜひ検討してみていただきたいのが、補助金や火災保険の活用です。たとえば、自然災害による損傷が原因で外壁塗装を行う場合、火災保険が適用できる可能性があります。適用されるにはいくつかの条件を満たす必要がありますが、最大無料で塗装工事を行えるかもしれません。気になる方は、ご自身が加入している火災保険の適用範囲を確認してみると良いでしょう。
また、最近ではリフォーム助成金がもらえる制度を設けている自治体も増えています。申請条件や金額は自治体によって異なりますが、10~20万円ほどの助成金がもらえる可能性もあるので、事前でお住まいの自治体のホームページなどで確認してみるようにしましょう。
火災保険の活用について、詳しくは外壁塗装に火災保険が活用できるって本当?適用条件と注意点を紹介の記事もご覧ください。
補助金(助成金)については、外壁塗装で助成金が出るって本当?助成金が出る条件と金額、調べ方を解説
の記事もご覧ください。
屋根リフォームも検討しているなら同じタイミングがおすすめ
築年数が経過してリフォームが必要になるのは外壁だけではなく、屋根も同様です。築年数や状態に応じて塗装や葺き替えといった工事が必要になるため、もしも近いうちに屋根のリフォームも検討しているのであれば同時に施工することをおすすめします。理由としては、外壁と屋根のリフォームを同時に行うことで足場設置代を節約することができるからです。どちらの工事でも、安全と施工品質を保つために必ず足場を設置します。足場設置代は1回の工事で15万円ほどが相場となるため、外壁と屋根のリフォームを同時に行うことで、本来2回分かかる足場設置代が1回分で済むというメリットがあります。
屋根のリフォーム費用については、屋根修繕費用の相場はいくら?雨漏りや台風で屋根の修理をする場合の費用目安の記事をご覧ください。
費用を抑えるには相見積もりが重要
外壁リフォームをする際、1社だけに見積り依頼をしてそのまま契約してしまうのは非常にもったいない!同じ工事内容であってもより安い金額で施工してくれる業者を見つけることができるので、必ず複数社に見積もりを依頼して比較検討することをおすすめします。また、ただ安ければ良いというわけでもないですよね。「安かろう悪かろう」で、あとから施工不良が見つかって結局すぐに再リフォームを行う……なんて自体は避けたいはず。信頼できる業者を見極めるために、見積書内の単価や施工面積が詳細に記載されているか、金額の根拠をきちんと説明してくれるか、などのポイントも相見積もりをとって確認するようにしましょう。
相見積もりをとった際に確認すべき観点としては、【外壁塗装の見積もり】注意点と見積書のチェックポイントを解説の記事をご覧ください。
ガイソーでも無料のメール相談や見積り依頼を受け付けています。外壁リフォームを検討している方は、ぜひ一度お問い合わせください。
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