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外壁
2022年11月23日
外壁塗装の費用相場はいくら?信頼できる業者に相談して妥当な料金で施工しよう
Contents
外壁塗装にかかる費用の相場は、おおよそ60万円以上が相場です。ただし、お住まいの家の坪数や塗装面積によって総額費用は大きく異なるので、あくまでも最低ラインが60万円ほどになっています。この記事では、外壁塗装にかかる費用の相場を細かく解説していきますので、目安を見積もる際の参考にしてみてください。
基本的に、坪数が広くなるほど塗装費用は高くなります。一般的な戸建て住宅の広さは30坪なので、おおよそ約60〜80万円が相場になると言えるでしょう。
なお、ここでいう坪数とは各階の床面積を足し合わせた値のことを指します。例えば、1階あたりの床面積が20坪で2階建ての家の場合、20×2=40坪が坪数にあたります。
塗装面積は、まず坪数を平米(㎡)に変換します。その後、塗装面積を算出するための係数(1.2)をかけて計算します。
一般的に1坪は3.3㎡なので、30坪の家を例に算出すると、
30 × 3.3 × 1.2 = 118.8㎡
が塗装面積となります。
というのも、塗装工事をおこなう際の足場代がまとめて1回ですむためです。屋根塗装と外壁塗装をセットで行うことで、1回あたり10〜20万円ほどかかる足場代をまとめてしまうことができます。
かかる費用の相場としては、外壁塗装の費用におおよそ約30〜40万円を足した金額が目安になるでしょう。以下の表で、外壁塗装と屋根塗装をまとめて行った場合の費用相場を紹介します。
塗料によって耐用年数や単価は異なります。またそれだけでなく、それぞれの塗料ごとでも特徴が異なります。例えば、遮熱対策を施す場合はセラミック塗料がおすすめですし、複雑な形状の外壁の場合は、密着性に優れたウレタン塗料がおすすめです。
耐用年数による違いだけでなく、お住まいの外壁の特徴も考慮した上で、最も良い塗料を選ぶと良いでしょう。
なお、通常の作業だけでなく、下記のような付帯作業が発生することもあります。
一般的に、養生・高圧洗浄・飛散防止ネット張りはどんなケースでもかかってくる費用です。シーリング補強や下地補修は、外壁の状態によって必要になってきます。
ここの費用はわかりづらいポイントでもあるため、見積書をもらったタイミングで、1つずつどういう費用か確認しておくようにしましょう。
足場の組み方にもよりますが、おおよそ500〜800円/㎡が足場代の相場です。足場を組む際は、飛散防止ネット張りも一緒に行います。
なお、足場を組む面積は家の外周よりもすこし大きめにとることが多いです。計算方法の目安としては、外周より0.5mほど余裕を持って、(外周の長さ + 0.5)×(家の高さ + 0.5)で計算すると良いでしょう。
計算が少し面倒になるので、坪数ごとの足場代の目安は以下の表を参考にしてみてください。
※足場単価を800円にて計算
なお、ここには施工業者の利益も含まれており、例えば以下のような費用が該当します。
塗装をする際は、下塗り・中塗り・上塗りと3回塗りでおこなうのが基本です。下塗りはシーラーなどの簡易的な素材でおこない、中塗り・上塗りで選んだ素材を塗っていきます。そのため、3回分それぞれの塗装代金がかかってきます。
もし屋根塗装も同時にする場合は、この金額に30~40万円をプラスした値をイメージすると良いでしょう。
良い見積書の場合は、費用項目と内訳、単価、面積、総費用がそれぞれ詳しく書かれてあり、どんな費用にどのくらいかかったのかがわかりやすくなっています。それぞれの費用部分でわからないところがあれば、「どうしてこの費用がかかったのか」を聞けば詳しく説明してもらえます。
悪い見積書の場合は、具体的な項目が少なくかなり大雑把に記載されているケースが多いです。
例えば、塗料がどのくらいの単価でどのくらいの面積に使われているのかがわからないため、費用の算出基準が明確でなく、実際はもっと安くできる可能性があります。
また、「その他費用」という項目で各種費用がまとめられていることもあり、ぼったくられているケースも中にはあります。
業者の中には、「どうせわからないだろう」と雑に見積書を作って手抜き工事をするような会社も中にはあります。もし上記のような見積書が届いた場合は、1項目ずつ細かい見積書を出してもらいつつ、相見積もりを取って不当な価格でないかどうかを確認することが大切です。
それでも大幅値引きをしたり激安価格で見積もりを出してくる業者は、そもそも不当に高すぎる価格で設定してあたかも安くしたように見せかけているか、手抜き工事で安く済ませたりしているケースが考えられます。
そのため、安すぎる価格で見積もりが出た際は、「どうして安くなったのか」を細かく聞いておき、曖昧な点があれば怪しいと思って良いでしょう。
キャンペーン価格は一見すると魅力的ですが、塗装業者も利益を出さなければならない以上、どこかで利益を生み出す必要があります。手抜き工事やぼったくりに合わないためにも、キャンペーン価格の業者に依頼する際は、入念に見積もりを確認するようにしましょう。
良い見積書・悪い見積書の見分け方部分でも解説したように、それぞれの費用項目の根拠を正しく説明してもらえるかどうかがポイントになってきます。
危機感や危険で煽ってくる業者は悪徳業者やぼったくり業者であるケースが多いので、その場で契約はせず、一旦持ち帰って相見積もりを取りつつ検討するようにしましょう。
そのため、一見よさそうな業者であっても、ホームページや営業担当からその地域での施工実績があるかを聞いてみるようにしましょう。
業者側から訪問営業や電話営業を受けて契約した場合や、不当な契約内容で契約したことに後で気づいた場合は、8日以内である場合に限って契約を取り消すことが可能です。逆に、自分から店舗に行ったりインターネット経由で見つけて相談しておこなった契約にはクーリングオフ制度が適用できないので、注意しておきましょう。
クレジットカードの場合、割引やキャンペーンが適用できない場合もあります。また業者側としても、カード会社に数%の手数料を取られるので、嫌がってクレジットカードに対応していないところも多くあります。
ご自身で民間のリフォームローンを探して契約するか、施工業者が紹介してくれるリフォームローンを活用します。
ただし、ローンの金利が数%上乗せされるので、支払い総額は少し高くなってしまう点には注意が必要です。
ガイソーでは、メールでの相談や無料のお見積り依頼を承っていますので、お気軽にお問い合わせください。
外壁塗装費用の坪数別相場表
まずは、坪数別の外壁塗装費用を紹介します。坪数 | 塗装面積 | 費用相場(外壁塗装) |
10坪 | 40㎡ | 約40~70万円 |
20坪 | 70㎡ | 約50~80万円 |
30坪 | 119㎡ | 約60~90万円 |
40坪 | 158㎡ | 約90~130万円 |
50坪 | 198㎡ | 約100~150万円 |
60坪 | 238㎡ | 約150~250万円 |
70坪 | 277㎡ | 約200~300万円 |
80坪 | 317㎡ | 約250~350万円 |
100坪 | 396㎡ | 約300~450万円 |
なお、ここでいう坪数とは各階の床面積を足し合わせた値のことを指します。例えば、1階あたりの床面積が20坪で2階建ての家の場合、20×2=40坪が坪数にあたります。
塗装面積によって費用は変わる
坪数ごとにおおよその塗装面積が定められており、その塗装面積に合わせて費用相場が決まります。本来は、外壁の総面積から窓部分や屋根裏部分などを差し引いて正確に算出しますが、今はあくまでも費用の目安を見積もりたいだけなので、簡易的に計算してみましょう。塗装面積は、まず坪数を平米(㎡)に変換します。その後、塗装面積を算出するための係数(1.2)をかけて計算します。
一般的に1坪は3.3㎡なので、30坪の家を例に算出すると、
30 × 3.3 × 1.2 = 118.8㎡
が塗装面積となります。
屋根塗装もセットなら安くなる!
外壁塗装工事をする際、屋根塗装もセットでおこなうことで総工事費用を安く抑えることが可能になります。というのも、塗装工事をおこなう際の足場代がまとめて1回ですむためです。屋根塗装と外壁塗装をセットで行うことで、1回あたり10〜20万円ほどかかる足場代をまとめてしまうことができます。
かかる費用の相場としては、外壁塗装の費用におおよそ約30〜40万円を足した金額が目安になるでしょう。以下の表で、外壁塗装と屋根塗装をまとめて行った場合の費用相場を紹介します。
坪数 | 費用相場(外壁塗装+屋根塗装) |
10坪 | 約70~100万円 |
20坪 | 約80~110万円 |
30坪 | 約90~120万円 |
40坪 | 約120~170万円 |
50坪 | 約130~190万円 |
60坪 | 約180~290万円 |
70坪 | 約230~340万円 |
80坪 | 約280~390万円 |
100坪 | 約3310~490万円 |

外壁塗装費用の内訳
続いて、外壁塗装にかかる費用は、塗料費用・人件費・足場代・その他費用の4種類があります。それぞれの割合としては、塗料費用(20%)、人件費(30%)、足場代(20%)、その他費用(30%)という内訳の比率となっています。塗料費用
塗料の原料費としてかかってくる費用です。費用全体の20%ほどを占めています。一般的に、耐用年数の長い塗料ほど費用は高くなり、耐用年数の短い塗料ほど費用は安くなります。耐用年数の長い塗料は一時的に費用は高くなるものの、次の塗り替えまでの期間を長くすることができるため、長い目で見るとコスパが良い塗料です。塗料の種類 | 耐用年数(耐久年数) | 単価(1㎡あたりの費用) |
アクリル塗料 | 3〜6年 | 1,000〜1,500円 |
ウレタン塗料 | 5〜10年 | 1,500〜2,500円 |
シリコン塗料 | 8〜15年 | 2,000〜3,500円 |
フッ素塗料 | 12〜20年 | 3,000〜4,500円 |
無機塗料 | 15〜20年 | 4,000~5,500円 |
セラミック塗料 | 10〜20年 | 3,500~4,500円 |
耐用年数による違いだけでなく、お住まいの外壁の特徴も考慮した上で、最も良い塗料を選ぶと良いでしょう。
人件費(工事単価)
外壁塗装費用の約30%を占める人件費です。実際に塗装をおこなう職人さんや塗装会社の方など、塗装工事に関わる方に対して支払われるのがこの人件費です。なお、通常の作業だけでなく、下記のような付帯作業が発生することもあります。
工事種別 | 内容 | 費用相場 |
養生 | ドアや窓に塗料が付着しないよう保護 | 300〜500円/㎡ |
高圧洗浄 | 外壁の洗浄 | 100〜300円/㎡ |
飛散防止ネット張り | 塗料の飛散防止のためのネット張り | 100〜200円/㎡ |
シーリング補強 | 外壁の劣化をシーリング剤で補強 | 打ち替え:900〜1,500/㎡ 増し打ち:600〜1,000円/㎡ |
下地補修 | 外壁の下地を補強 | 2,000〜2,500円/㎡ |
ここの費用はわかりづらいポイントでもあるため、見積書をもらったタイミングで、1つずつどういう費用か確認しておくようにしましょう。
足場代
工事をおこなうための足場を組むための費用です。塗料の飛来を防いだり、職人さんが安全に作業するために足場の設置は必須になります。足場の組み方にもよりますが、おおよそ500〜800円/㎡が足場代の相場です。足場を組む際は、飛散防止ネット張りも一緒に行います。
なお、足場を組む面積は家の外周よりもすこし大きめにとることが多いです。計算方法の目安としては、外周より0.5mほど余裕を持って、(外周の長さ + 0.5)×(家の高さ + 0.5)で計算すると良いでしょう。
計算が少し面倒になるので、坪数ごとの足場代の目安は以下の表を参考にしてみてください。
坪数 | 足場面積 | 足場料金 |
20坪 | 155〜170㎡ | 12万〜13万5千円 |
30坪 | 185〜200㎡ | 14万8千円〜15万9千円 |
40坪 | 215〜230㎡ | 17万円〜18万円 |
50坪 | 245〜260㎡ | 19万6千円〜20万7千円 |
その他費用
工事代や人件費以外にも、その他さまざまな費用がかかってきます。全体の費用のうち約30%がここの費用になります。なお、ここには施工業者の利益も含まれており、例えば以下のような費用が該当します。
費用項目 | 費用相場 |
現場管理費 | 2〜4万円 |
廃材処理費等 | 1〜3万円 |
外壁塗装費用の見積もりシミュレーション
一般的な一軒家を例にとり、30坪の家で外壁塗装をした場合の見積もり例を紹介します。費用項目 | 単価 | 費用 | |
塗料費用 | 下塗り | 600円/㎡ | 71,400円 |
中塗り(シリコン塗料) | 2,000円/㎡ | 238,000円 | |
上塗り(シリコン塗料) | 2,000円/㎡ | 238,000円 | |
人件費・工事代 | 飛散防止ネット張り | 100円/㎡ | 12,000円 |
高圧洗浄費 | 200円/㎡ | 24,000円 | |
養生 | 300円/㎡ | 36,000円 | |
シーリング増し打ち | 700円/㎡ | 84,000円 | |
足場代 | 足場代 | 400円/㎡ | 74,000円 |
その他費用 | 現場管理費 | ー | 30,000円 |
合計 | 807,400円 |
もし屋根塗装も同時にする場合は、この金額に30~40万円をプラスした値をイメージすると良いでしょう。
良い見積書・悪い見積書の見分け方
実際に業者に見積もりを出した後、見積書を受け取ることになります。この際、良い見積書と悪い見積書の見分け方を解説します。良い見積書の例
費用項目 | 単価 | 面積 | 費用 | |
塗料費用 | 下塗り | –円/㎡ | ○○㎡ | ××円 |
中塗り(シリコン塗料) | –円/㎡ | ○○㎡ | ××円 | |
上塗り(シリコン塗料) | –円/㎡ | ○○㎡ | ××円 | |
人件費・工事代 | 飛散防止ネット張り | –円/㎡ | ○○㎡ | ××円 |
高圧洗浄費 | –円/㎡ | ○○㎡ | ××円 | |
養生 | –円/㎡ | ○○㎡ | ××円 | |
足場代 | 足場代 | –円/㎡ | ○○㎡ | ××円 |
その他費用 | 現場管理費 | ー | ー | ××円 |
廃材処理費用 | –円/kg | ○○kg | ××円 | |
合計 | ××円 |
悪い見積書の例
費用項目 | 費用 | |
塗料費用 | 塗料 | ××円 |
人件費・工事代 | 飛散防止ネット | ××円 |
足場代 | ××円 | |
その他費用 | ××円 | |
合計 | ××円 |
例えば、塗料がどのくらいの単価でどのくらいの面積に使われているのかがわからないため、費用の算出基準が明確でなく、実際はもっと安くできる可能性があります。
また、「その他費用」という項目で各種費用がまとめられていることもあり、ぼったくられているケースも中にはあります。
業者の中には、「どうせわからないだろう」と雑に見積書を作って手抜き工事をするような会社も中にはあります。もし上記のような見積書が届いた場合は、1項目ずつ細かい見積書を出してもらいつつ、相見積もりを取って不当な価格でないかどうかを確認することが大切です。

外壁塗装の費用に関するよくあるトラブル
外壁塗装の費用を見積もる際に実際によくあるトラブルを紹介します。今相談している業者がこの例に当てはまる場合は注意しておきましょう。大幅値引き・激安業者には要注意
最初に見積もりを出した金額から、大幅に値引きしたり安い価格で見積もりを出したりする業者には注意しておきましょう。そもそも外壁塗装工事は、塗料の材料費や人件費、足場費用など大幅な原価がかかる分、そこまで大きな値引きはしづらくなっています。それでも大幅値引きをしたり激安価格で見積もりを出してくる業者は、そもそも不当に高すぎる価格で設定してあたかも安くしたように見せかけているか、手抜き工事で安く済ませたりしているケースが考えられます。
そのため、安すぎる価格で見積もりが出た際は、「どうして安くなったのか」を細かく聞いておき、曖昧な点があれば怪しいと思って良いでしょう。
キャンペーン価格につられてしまう
「足場代0円」「塗料1回分無料」などのように、キャンペーン価格を設定している業者に出会うこともあるでしょう。キャンペーン価格を提示している業者の中には、他の費用で不当に高く請求してくるといったケースがしばしばあります。キャンペーン価格は一見すると魅力的ですが、塗装業者も利益を出さなければならない以上、どこかで利益を生み出す必要があります。手抜き工事やぼったくりに合わないためにも、キャンペーン価格の業者に依頼する際は、入念に見積もりを確認するようにしましょう。
追加費用を請求される
見積もりの際は良心的な価格だったが、後から追加工事費用やオプション費用などを請求してきて、結果的に金額が高くなるというケースもあります。これは、最初に安めの費用で見積もりを出して工事を請け負っておき、工事が始まってから追加費用請求するというパターンです。実際に工事が始まってからしかわからないこともあるため追加費用がかかることもありますが、良心的な業者は、追加工事が発生した際に見積もりの範囲で対応可能かどうかを教えてくれます。
ぼったくりの外壁塗装業者に引っかからないために
外壁塗装業者の中には、不当に高くぼったくりのような費用見積もりを出してくるところもあります。ここでは、ぼったくりの業者に出会わないようにするために意識して見ておきたいポイントを紹介します。見積もりの根拠を説明してもらおう
外壁塗装工事を始める前に見積もりを出してもらいますが、ぼったくり業者に合わないためには、見積もりの根拠を1つずつ説明してもらえる業者に相談するようにしましょう。良心的な業者であれば正しく費用を算出しているため、1つずつの費用項目とその根拠を細かく説明してくれます。一方、悪徳業者やぼったくり業者の場合だと、不当な費用を上乗せしているケースが多くあるので、見積もりの根拠を詳しく説明できないのです。良い見積書・悪い見積書の見分け方部分でも解説したように、それぞれの費用項目の根拠を正しく説明してもらえるかどうかがポイントになってきます。
危機感や危険を煽ってくる業者には気をつけよう
塗装業者の中には、危機感や危険を煽って工事を請け負おうとする業者もあります。「今塗り替えないと雨漏りしますよ」「今週中でないとこの金額でできません」といった形で営業してくる業者には注意しておきましょう。場合によってはいきなり訪問してきて、「塗装が剥げているので、今工事した方が良いです」と言ってくるケースもあります。危機感や危険で煽ってくる業者は悪徳業者やぼったくり業者であるケースが多いので、その場で契約はせず、一旦持ち帰って相見積もりを取りつつ検討するようにしましょう。
地元での施工実績があるかどうか確認しよう
その地域での施工実績がある業者かどうか、を確認するようにしましょう。ぼったくり業者の多くは不当に価格を請求しないと顧客がつかない企業ばかりなので、それほど施工実績が多くありません。そのため、一見よさそうな業者であっても、ホームページや営業担当からその地域での施工実績があるかを聞いてみるようにしましょう。
塗料メーカー保証をつけられるかどうか聞いてみよう
正しく塗装をおこなっている優良業者には、塗料メーカー会社から塗料メーカー保証書が発行されます。この保証書があると、良い品質で塗装工事をおこなっている証になります。ぼったくり業者に塗料メーカー保証がつくことはまずないので、営業担当の方に確認してみましょう。大幅な値下げをしてくれる業者は気をつけよう
大幅な値下げをしてくる業者には気をつけておきましょう。外壁塗装の費用に関するよくあるトラブルでも解説しましたが、外壁塗装の工事費用を大幅に値下げしてくる業者は、手抜き工事をしたり、そもそも不当な価格で見積もりを出しているケースがほとんどです。大幅な値下げをしてくる業者に出会ったら、その場で契約を結ばず、一度持ち帰って相見積もりを取りつつ、比較して判断するようにしましょう。契約した場合は、クーリングオフも検討しよう
悪徳業者と契約してしまったという場合は、クーリングオフ制度を活用することができます。クーリングオフ制度とは消費者を守るために作られた制度であり、契約した日から8日以内であれば契約を取り消し・解除することができます。業者側から訪問営業や電話営業を受けて契約した場合や、不当な契約内容で契約したことに後で気づいた場合は、8日以内である場合に限って契約を取り消すことが可能です。逆に、自分から店舗に行ったりインターネット経由で見つけて相談しておこなった契約にはクーリングオフ制度が適用できないので、注意しておきましょう。
外壁塗装の費用の支払い方法
最後に、外壁塗装の費用を支払う方法を解説します。現金
一番ポピュラーな支払い方法で、現金で支払う形式です。支払うタイミングは業者や契約内容によって異なり、大きく4つの方法があります。- 工事前一括払い
- 工事前・工事後の2回払い
- 工事前・工事中・工事後の3回払い
- 工事完工後一括払い
クレジットカード
クレジットカードで支払う支払い形式です。クレジットカード支払いに対応している業者でこの支払い形式を利用できます。クレジットカードの場合、割引やキャンペーンが適用できない場合もあります。また業者側としても、カード会社に数%の手数料を取られるので、嫌がってクレジットカードに対応していないところも多くあります。
ローン
リフォームローンを組んで支払う方法です。月々定額で支払えるので、まとまった現金が手元にない状態でも外壁塗装工事を依頼することができます。ご自身で民間のリフォームローンを探して契約するか、施工業者が紹介してくれるリフォームローンを活用します。
ただし、ローンの金利が数%上乗せされるので、支払い総額は少し高くなってしまう点には注意が必要です。
まとめ
この記事では、外壁塗装の費用相場について解説してきました。費用相場の目安としてはおおよそ60万円〜ですが、使用する塗料や工事費用によって料金は大きく変わってきます。ただ一方で、費用の算出方法が複雑なところにつけこんで、不当に高い価格を設定する業者や、手抜き工事をする業者が多くいることも事実です。ぼったくり業者に合わないためには、その場で契約せずに一度複数者から相見積もりをとっておくことが大切になります。ガイソーでは、メールでの相談や無料のお見積り依頼を承っていますので、お気軽にお問い合わせください。
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