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外壁
2021年09月25日
火災保険を活用したリフォームの際に注意するべきポイントとは!?
目次
自然災害が原因で屋根や外壁にキズが付いたり穴が開いたりした場合は、火災保険を使って建物を補修することができます。火災保険では台風や大雪など自然災害による損害も補償でき、大切な住まいを守るためには欠かせない保険です。
今回は、火災保険の対象となる補修や補償の内容、メリット・デメリットなど、火災保険を活用したリフォームで注意するべきポイントをまとめました。住まいの修理・修繕に火災保険を使いたいと考えている方の参考になれば幸いです。
火災保険はさまざまなリスクから住まいを守るための保険であり、住まいが損害を受けた場合は火災保険を使って契約の範囲内で補償してもらえます。
ここでは、火災保険とはどんなときにどのような補修に使えるのか、補償の対象外となる事例とともにご紹介します。
そもそも火災保険とは
火災保険とは、火災や自然災害などで住まいが被害を受けた場合に、その損害を補償する保険です。火災保険で補償されるのは火災に限らず、台風や大雪、大雨、落雷など自然災害によって発生した損害も含まれます。また、家財対象の内容で契約しておくことで家財にも保険が適用され、建物のみならず家財が受けた損害に対しても保険金が支払われます。
火災保険が適用された過去の例
自然災害による被害で火災保険が適用されるのは以下のような事例があります。
• 台風による強風で屋根や外壁が破損した場合

• 雪の重みや強風でカーポートや雨どいが破損した場合

• ゲリラ豪雨で床上浸水が起き床や壁の張り替えが必要になった場合

• 落雷によって屋根に穴が開いた場合

• 強風で窓ガラスが割れた場合

火災保険は、上記のような自然災害が原因で破損してしまった箇所をリフォームする際に活用できる保険です。火災保険が使えるのは火災や自然災害などによる破損を修理・修繕する場合に限られ、単なる経年劣化で発生した色あせやヒビを直す場合には適用されません。
【注意】地震被害は火災保険の対象外
火災保険は大雨や大雪などさまざまな自然災害による破損の修理に適用できますが、地震による被害は補償対象に含まれない点に注意が必要です。地震被害を補償してもらうには、火災保険にプラスして地震保険にも入っておかなければなりません。
なお、地震保険は火災保険と一緒に加入するものであり、単独で入ることはできません。
火災保険には「基本補償」と「オプション補償(特約)」があり、補償範囲は契約内容によって異なります。基本補償だけでは心もとない場合は、オプションを組み入れることでさらなる安心を手に入れられます。
下記は基本補償の範囲・内容の一例です

また、火災保険は契約者の希望に応じて、建物のみ補償、家財のみ補償、建物・家財両方の補償を選べます。
火災保険の対象期間は「3年」
火災保険には法律上の申請期限が決められており、保険金を受け取るには損害を受けてから3年以内に請求する必要があります。保険金を請求する権利は3年で時効となるため、それよりも前に受けた損害については火災保険で補償することはできません。
被害を受けてから時間が経つと、本当に火災や自然災害によって起きたものなのか因果関係の説明が難しくなります。火災保険は3年以内の損害であれば申請できるため、災害を受けた後にすぐさま申請しなければならないということはありませんが、なるべく早めに保険金請求の手続きをとることをおすすめします。
火災保険の申請方法
火災保険の申請は以下のような流れで行います。
なお、保険会社とのやりとりはご契約者様本人が行う必要があります。

台風や大雨、大雪により住まいが損害を受けた場合は、火災保険を使ってリフォームすることができます。ここでは、リフォームで火災保険を利用するメリット・デメリットをそれぞれご紹介します。
火災保険を使うメリット
被害を受けた建物の修理・修繕に火災保険を使うメリットは、修理費用の自己負担なくリフォームできる、もしくは自己負担を大幅に減らせることです。破損の程度にもよりますが、屋根や外壁の修理費用を自分で支払うとなれば大きな負担になってしまいます。火災保険を使っても等級ダウンや翌年の保険料が高くなることはないため、火災保険が適用される事例であれば積極的に活用することをおすすめします。
火災保険を使うデメリット
屋根や外壁の破損が自然災害によるものであっても、破損箇所を長く放置してしまった場合は経年劣化と判断される可能性があります。
火災保険には審査があり、保険会社の担当者や委託を受けた調査員が実際に現地調査して補償対象かどうか判断します。そのため、補償の対象外だと判断された場合は保険金を支払ってもらうことができません。リフォームに火災保険を適用するために手間のかかる申請手続きをしたとしても、必ずしも保険金を請求できるとは限らない点はデメリットといえるでしょう。

火災保険の補償範囲は火災に限らず、台風や大雨、大雪など自然災害によって発生した損害に対しても保険金が支払われます。火災保険が適用されれば自己負担を大幅に削減でき、契約した補償範囲によっては自己負担ゼロでリフォームできるメリットがあります。しかし、火災保険には保険金を支払うか判断するための審査があり、保険金請求しても100%通過できるとは限らない点に注意が必要です。
また、火災保険は契約内容によって補償範囲が異なります。リフォームに火災保険を利用する際は、必ず現在の契約内容を確認しましょう。
今回は、火災保険の対象となる補修や補償の内容、メリット・デメリットなど、火災保険を活用したリフォームで注意するべきポイントをまとめました。住まいの修理・修繕に火災保険を使いたいと考えている方の参考になれば幸いです。
火災保険はさまざまなリスクから住まいを守るための保険であり、住まいが損害を受けた場合は火災保険を使って契約の範囲内で補償してもらえます。
ここでは、火災保険とはどんなときにどのような補修に使えるのか、補償の対象外となる事例とともにご紹介します。
そもそも火災保険とは
火災保険とは、火災や自然災害などで住まいが被害を受けた場合に、その損害を補償する保険です。火災保険で補償されるのは火災に限らず、台風や大雪、大雨、落雷など自然災害によって発生した損害も含まれます。また、家財対象の内容で契約しておくことで家財にも保険が適用され、建物のみならず家財が受けた損害に対しても保険金が支払われます。
火災保険が適用された過去の例
自然災害による被害で火災保険が適用されるのは以下のような事例があります。
• 台風による強風で屋根や外壁が破損した場合

• 雪の重みや強風でカーポートや雨どいが破損した場合

• ゲリラ豪雨で床上浸水が起き床や壁の張り替えが必要になった場合

• 落雷によって屋根に穴が開いた場合

• 強風で窓ガラスが割れた場合

火災保険は、上記のような自然災害が原因で破損してしまった箇所をリフォームする際に活用できる保険です。火災保険が使えるのは火災や自然災害などによる破損を修理・修繕する場合に限られ、単なる経年劣化で発生した色あせやヒビを直す場合には適用されません。
【注意】地震被害は火災保険の対象外
火災保険は大雨や大雪などさまざまな自然災害による破損の修理に適用できますが、地震による被害は補償対象に含まれない点に注意が必要です。地震被害を補償してもらうには、火災保険にプラスして地震保険にも入っておかなければなりません。
なお、地震保険は火災保険と一緒に加入するものであり、単独で入ることはできません。
火災保険で補償される内容や範囲について、保険の対象期間や申請方法とともにご紹介します。
火災保険の補償内容・範囲火災保険には「基本補償」と「オプション補償(特約)」があり、補償範囲は契約内容によって異なります。基本補償だけでは心もとない場合は、オプションを組み入れることでさらなる安心を手に入れられます。
下記は基本補償の範囲・内容の一例です

また、火災保険は契約者の希望に応じて、建物のみ補償、家財のみ補償、建物・家財両方の補償を選べます。
火災保険の対象期間は「3年」
火災保険には法律上の申請期限が決められており、保険金を受け取るには損害を受けてから3年以内に請求する必要があります。保険金を請求する権利は3年で時効となるため、それよりも前に受けた損害については火災保険で補償することはできません。
被害を受けてから時間が経つと、本当に火災や自然災害によって起きたものなのか因果関係の説明が難しくなります。火災保険は3年以内の損害であれば申請できるため、災害を受けた後にすぐさま申請しなければならないということはありませんが、なるべく早めに保険金請求の手続きをとることをおすすめします。
火災保険の申請方法
火災保険の申請は以下のような流れで行います。
なお、保険会社とのやりとりはご契約者様本人が行う必要があります。
1. 修理業者に連絡・見積り依頼する
2. 保険会社へ連絡する
3. 保険会社から保険金請求の必要書類を受け取る
4. 必要書類を作成し保険会社へ提出する
5. 保険金の支払い対象か調べるための現地調査が行われる
6. 調査完了後、保険金が支払われる
2. 保険会社へ連絡する
3. 保険会社から保険金請求の必要書類を受け取る
4. 必要書類を作成し保険会社へ提出する
5. 保険金の支払い対象か調べるための現地調査が行われる
6. 調査完了後、保険金が支払われる

火災保険を使うメリット
被害を受けた建物の修理・修繕に火災保険を使うメリットは、修理費用の自己負担なくリフォームできる、もしくは自己負担を大幅に減らせることです。破損の程度にもよりますが、屋根や外壁の修理費用を自分で支払うとなれば大きな負担になってしまいます。火災保険を使っても等級ダウンや翌年の保険料が高くなることはないため、火災保険が適用される事例であれば積極的に活用することをおすすめします。
火災保険を使うデメリット
屋根や外壁の破損が自然災害によるものであっても、破損箇所を長く放置してしまった場合は経年劣化と判断される可能性があります。
火災保険には審査があり、保険会社の担当者や委託を受けた調査員が実際に現地調査して補償対象かどうか判断します。そのため、補償の対象外だと判断された場合は保険金を支払ってもらうことができません。リフォームに火災保険を適用するために手間のかかる申請手続きをしたとしても、必ずしも保険金を請求できるとは限らない点はデメリットといえるでしょう。

火災保険の補償範囲は火災に限らず、台風や大雨、大雪など自然災害によって発生した損害に対しても保険金が支払われます。火災保険が適用されれば自己負担を大幅に削減でき、契約した補償範囲によっては自己負担ゼロでリフォームできるメリットがあります。しかし、火災保険には保険金を支払うか判断するための審査があり、保険金請求しても100%通過できるとは限らない点に注意が必要です。
また、火災保険は契約内容によって補償範囲が異なります。リフォームに火災保険を利用する際は、必ず現在の契約内容を確認しましょう。
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