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雨戸、シャッター塗装はプロに依頼した方が良い理由

2022.03.26

 住宅の雨戸やスチール製のシャッターは、時間の経過と共に赤サビが発生、表面がくすんだように見えるなど、経年劣化の症状が出てきます。

それをそのまま放置し続けると、劣化が著しくなっていき、やがては交換が必要となるので、結果として高額な費用がかかってしまう。と言うこともあります。
雨戸やシャッターの塗装は、一般的には外壁塗装と同時に行うことが多いのですが、昨今のDIYブームによりご自身で塗装に挑戦されるケースもあるようです。
そこで今回は、雨戸、シャッターの塗り替え周期や塗装工程、塗装する際の注意点、プロに依頼した方が良い理由について紹介したいと思います。
わたしの家の外壁塗装はいくらかかる?

雨戸、シャッターの塗り替え周期と塗装工程

周辺環境によっても異なりますが、雨戸やシャッターの塗り替え時期は新築してから約10年後に行う外壁塗装と併せて行うのが一般的です。
なぜなら、外壁塗装と同時に行うことで施工会社に比較的低価格で塗装してもらえることが期待できるからです。
しかし、たとえ築後10年が経過していなくても、赤さびが発生したり表面がくすんで見えたりするようになれば、塗り替えを検討する時期が近づいていると言えます。
特にシャッターはシャッターボックス内に巻かれて収納される仕組みです。部材同士がぶつかることで受けたダメージが元で、塗膜が剥がれてサビが発生しやすくなることもあります。
したがって頻繁に開閉するご家庭ほど、表面の塗膜が劣化しやすくなると言えますね。
ちなみに、雨戸やシャッターの塗装工程は概ね以下のように進行いたします。



➀ケレン(下地処理)

ワイヤーブラシやサンドペーパーなどを用いて、剥がれかけた旧塗膜やサビをきれいに除去します。

②洗浄
ケレンで除去したサビや旧塗膜、汚れ、ほこり、コケなどをきれいに洗い流します。
ただし電動シャッターの場合には、洗浄作業によって故障してしまうことがあるので注意が必要になります。

➂養生(マスキング)
塗装しない部分に塗料が付着しないようにビニールシートやマスキングテープなどを使って養生を行います。

➃下塗り(錆止め処理)
専用の下塗り材(錆止め入りの下塗り材)を塗布します。

➄中塗り、上塗り
下塗り材の上から中塗り、上塗りを行います。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使用し、塗料の乾燥時間を守ることが大切です。

➅完成
養生(マスキング)を撤去して完成となります。
わたしの家の外壁塗装はいくらかかる?

業者に依頼?DIY?メリットとデメリットを比較

雨戸、シャッターの塗装は外壁と比べて塗装面積も少なく、足場が無くても施工
できるケースが多いため、DIYで挑戦される方も少なくありません。
そこでこの章では、雨戸、シャッター塗装を業者に依頼する場合とDIYで行う場合のメリット、デメリットを紹介します。

〇 業者に依頼する場合

(メリット)
・塗りムラがなく、仕上がりが綺麗
・失敗するリスクが少ない
・手間がかからない
・故障のリスクが少ない
・プロしか手に入らない塗料を使用できる

(デメリット)
・一般的にはDIYよりもコストが高くなる
・業者選択や打ち合わせなどに時間がかかる
・業者との日程調整が必要

〇 DIYで行う場合

(メリット)
・費用が低価格で抑えられる
・日程調整が不要

(デメリット)
・仕上がりが自身の技量に左右される(塗りムラが生じやすい)
・塗料の性能を最大限に引き出すことができない可能性がある
(早期に塗膜の剥がれなどの不具合が発生するリスクがある)
・塗料や必要な道具、資材を自分で調達する必要がある
(業者に依頼するのと費用が変わらなくなってしまうか、それ以上になってしまうこともある)
・厚塗りしすぎてしまうとシャッターの開閉に支障をきたす
・何度も失敗して結局業者に依頼することになれば、その分費用が高くなる
・故障のリスクが伴う

雨戸、シャッターの塗装はDIYで行うことで費用が安くなる可能性があります
がデメリットも数多く存在するので、あまりおすすめはできません。
したがって業者に依頼した方が、手軽でメリットが多いといえるでしょう。

わたしの家の外壁塗装はいくらかかる?

雨戸、シャッターを塗装する際の注意点

雨戸やシャッターの塗装は、塗装業者にとっても高度な技術力が求められる比
較的難易度が高い作業のひとつといえます。
特にシャッターの塗装は、塗膜が厚くなりすぎてしまうとシャッターが開閉し
にくくなってしまうので、注意が必要になります。
したがって塗装業者に依頼した場合には、吹き付けで塗装するケースが多く
なります。
また雨戸やシャッター塗装に適した塗料の選択も非常に重要で、一般的には弱
用材のシリコン塗料などが多く採用されています。
なぜなら水性塗料では密着性が悪くなってしまうためです。
近くのホームセンターで適切な種類の塗料が購入できるとは限らないので、そう言った点もDIYで行うことのデメリットになると言えるでしょう。
そして塗装する日には、風のない日を選ぶことも大切です。
風の強い日に塗装作業を行うと、塗膜に埃が付着してしまう恐れがあります。
仕上がりを綺麗にするためにも、なるべく風のない日に作業を行うことをおす
すめします。
その他には、汚れやサビを丁寧に落とした上でサビ止め塗料を塗布することが大切です。
これらの下地処理工程の良し悪しで塗膜の耐久性が大きく変わってしまうからです。
さらに雨戸、シャッターの塗装では、色選びも重要になります。
たとえ同じ色であっても塗装面積によって人に与える印象が大きく異なります。
ポイントは面積が大きくなるほど、明るい色はより鮮明に、暗い色はさらに暗く見えると言うこと。
雨戸やシャッターは外壁や屋根と同時に塗装することが多いので、外壁や屋根
の色とのバランスにも配慮することが大切です。
基本的にはサッシと同系色の色にすると、全体のバランスが良くなるのでお奨めです。
おしゃれな外観にしたいあまりに、奇抜な色を選んでしまうと工事後に、思っていたイメージとイマイチ違う。感じる結果になることもありますので気をつけましょう。
ですから、色を決める際には、A4サイズ以上の色見本を見て決めることをおすすめします。

わたしの家の外壁塗装はいくらかかる?

まとめ

スチール製の雨戸やシャッターは、経年劣化によりサビや塗膜の剥がれが発生
するため、定期的な塗り替えが必要になります。
しかし塗り替えには塗料の選定だけでなく、比較的高度な塗装技術、適切な塗装道具などが不可欠になるため、DIYで塗装を行うのは非常にハードルが高いと言えます。
塗装の良し悪しを決めると言っても過言でもないケレン作業などの下地処理も、DIYで行う場合は失敗するリスクが高いため、基本的には塗装の専門業者に依頼することをおすすめします。
もちろん外壁や屋根を塗装する際には、併せて雨戸やシャッターの塗装を行うようにプランに組み込んでおくと、コストパフォーマンスの良い工事が実現できるでしょう。


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