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2021年12月19日

外壁タイルのメンテナンス方法

家を新築する時、ハウスメーカーの営業マンから「外壁をタイル張りにすればメンテナンス費用がかからない」と勧められた方が少なくないのではないでしょうか。
Aさんも営業マンに勧められて、10年前に外壁全面タイル張りの木造住宅を新築しました。
確かに新築してから10年が経過した現在もタイル自体には劣化している様子は見当たらないのですが、タイル目地やシーリングには部分的に気になる点があり、良く見るとタイルが浮いている箇所もありそうです。
Aさんはこのまま放置していても大丈夫なのかどうか、とても不安になっています。
そこで本記事では、外壁タイルの劣化事象とメンテナンス方法を詳しく紹介したいと思います。

外壁タイルはメンテナンス不要?

外壁タイルは「メンテナンス不要」、「メンテナンスフリー」などという営業トークが住宅メーカーの営業マンからは良く聞かれます。
確かにタイル自体は無機物なので、日差しによる色あせや変色・褪色といった経年劣化はほとんどありません。
また非常に硬い素材のため傷や摩耗にも強く、水分を吸収することもほとんどないといえます。
そのため素材そのものが経年劣化していくサイディングやモルタルの外壁と比較すると、タイル張りの外壁は非常に耐久性が高いといえるでしょう。

しかしタイルを支えている下地や目地などの寿命は10年程度なので、決してメンテナンス不要とはいえません。
湿式工法(モルタルの下地の上にタイルを貼り付けていく工法)で施工された場合には、タイル目地に隙間ができたりひび割れが発生したりすることがあります。
またタイル同士の隙間やサッシ周りに施工されたシーリング(コーキング)が劣化してしまうと、ひび割れや剥がれが発生して雨漏りの原因になることもあります。

この様にタイル自体が経年劣化することはないとしても、タイル張りの外壁には他の外壁と同様に定期的なメンテナンスが欠かせません。
長い間メンテナンスを行わずに放置し続けると、タイルの落下事故や雨漏りに繋がってしまう恐れがあるので注意が必要です。

外壁タイルの劣化事象

外壁タイルの劣化事象にはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは外壁タイルの劣化事象を紹介します。

・タイルの浮きや剥がれ
湿式工法で施工された場合には、タイル下地のモルタルが乾燥収縮することによりタイルの付着力が弱まって、タイルに浮きや剥がれが発生します。
また寒冷地の場合には、浮きや剥がれが発生した箇所から侵入した水分が凍結・融解を繰り返すことで付着力が益々低下して、さらにタイルの剥がれを進行させてしまうケースがあります。
他には、施工不良が原因(タイルの接着不良)でタイルが剥がれてしまうこともあります。

・タイルのひび割れ
外部からの強い衝撃(飛来物の衝突等)や、タイル下地のモルタルの乾燥収縮、地震・地盤沈下の影響などによりタイルにひび割れが発生することがあります。
また、ひび割れ部分から雨水が侵入するとタイルの剥がれに繋がってしまう恐れがあるといえます。

・外壁タイルの汚れ(エフロレッセンス)
外壁タイルには時々白い汚れが付着していることがあります。
これは「エフロレッセンス」といい、雨水とモルタルに含まれている物質が化学反応を起こして白い汚れが流れ出ている現象のことをいいます。

・シーリング(コーキング)目地の劣化
タイル同士の隙間の目地のシーリング(コーキング)や、サッシ廻りのシーリングが劣化すると隙間やひび割れ、剥がれが生じるようになります。
シーリング材には弾性を保持するための可塑剤(かそざい)が含まれていますが、年数が経過するとなくなってしまい、硬くなってしまうためです。
長い間放置し続けると、室内への雨漏りの原因になるので注意が必要です。

・モルタル目地のひび割れ
モルタルは硬化することで伸縮への追従性を失ってしまうので、長い間に目地に隙間ができたり、ひび割れや欠けが発生したりします。
そしてそのまま放置し続けると、タイルの浮きや剥がれの原因になります。

外壁タイルのメンテナンス方法

タイルには素地(きじ)の違いにより磁器質、せっ器質、陶器質の3種類があります。
磁器質タイルは1250度以上の高温で焼き固められたタイルで、水をほとんど吸収せず、外壁タイルに最も適しています。
せっ器質タイルは1200度前後で焼き固められた磁器質と陶器質の中間的なタイルで、外壁タイルにも使用されています。
陶器質タイルは1000度以上で焼き固められたタイルで、磁器質やせっ器質に比べて吸水性が高く、主に内装タイルに使われています。

メンテナンスフリーといわれているタイル張りの外壁ですが、タイルそのものは耐久性が高くても、下地のモルタルや目地材、接着剤などは経年劣化します。
したがって他の外壁と同じ様に、定期的にメンテナンスを行うことが必要になります。
外壁タイルのメンテナンス方法には次のようなものがあります。

・高圧洗浄
タイルは汚れにくい素材ですが、築後10年もすると汚れが目立つようになります。
汚れが気になる様であれば、高圧洗浄を行いましょう。
手が届く範囲であれば、家庭用の高圧洗浄機を使用して自分で洗浄することもできます。
汚れが落ちにくい場合には、タイル専用の中性洗剤を使って洗うと良いでしょう。
またエフロレッセンスが生じている場合には、プロの清掃業者に依頼して酸洗い(エフロ専用の除去剤を使用して洗い流す洗浄法)を行います。

・シーリング打ち替え
タイルのシーリング目地やサッシ周りのシーリングは、一般的に7~10年程度で経年劣化します。
経年劣化が生じると、ひび割れや硬化、剥がれなどがみられるようになります。
そのため定期的な目地の打ち替えや増し打ちが必要です。
またモルタルのタイル目地にひび割れや隙間がある場合には、補修が必要になります。

・タイルの浮き補修
タイルの浮きを放置しておくと、剥がれて落下してしまう恐れがあります。
万一タイルが落下すると、住人や通行人にケガを負わせたり、車両を傷つけたりして非常に危険です。
しかし目視するだけでは分からないことも多いので、専門家による打診棒を使用した調査が必要になります。
定期的に調査を依頼して、早めにエポキシ樹脂充てん工法などによる補修工事を行うようにしましょう。

・タイルの張り替え
タイルが剥がれている場合や、目に見える浮きが発生している場合、タイルにひび割れが発生している場合には、早急に張り替えを行う必要があります。
そのまま放置しておくと、さらにタイルの浮きや剥がれが進行してしまう可能性があります。

・クリヤー塗装
新築当時の美観の回復とタイル保護を目的としてタイル面をクリヤー塗装する方法があります。
外壁にツヤを出すことができて、タイルのモルタル目地の中性化防止や雨水の侵入防止にもなり、躯体を保護します。
タイル外壁専用のクリヤー塗料には、エスケー化研の「SKKタイルフレッシュ」や「タイルセラクリーン」などがあります。

まとめ

外壁をタイル張りにすればメンテナンスが不要になるということは決してありません。
しかしタイル自体は非常に耐久性の高い素材なので、定期的にメンテナンスを行えば綺麗な外観を長く保つことができるようになります。
そして他の外壁材と比較して、メンテナンス費用も安価になる傾向があるといえるでしょう。
したがって初期費用は高くても、メンテナンス費用を含めたトータル費用の面では経済的といえます。
ただし「定期的に適切なメンテナンス工事が必要になることは他の外壁材と同じ」ということを忘れないようにしましょう。

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